てとやらま

20091120 日名子さん来福 別府について

今年の春、5月末だから梅雨入り前か。別府の混浴温泉世界を手伝っていた。
ボランティアというか、スタッフというか、まあボランティアにはかわりないんだけど、
音楽イベントのコアスタッフのような感じで 関わっていた。そのときの日記はこちら

音楽イベントでディレクターをしていた日名子さんが 福岡に来る。
レイハラカミのライブを見に来るついでということだけど、テトラでわりとゆっくりと話していかれた。
日名子さんはDJをしていて、映像系の会社で働きながらだけどReNTというレーベルを持ち、これまでも大分でイベントの企画などもしてきた。大分ーというか自分の住む場所をにぎやかにしたいとか、もっと面白い状況にしたいという気持ちがすごく強いのだろうな。急がしいなか BEPPU PUROJECTにも立ち上げのころから関わっている。
その日名子さんがこの秋にMULTI CULTIというライブスペースをはじめたそうだ。
ここの話は5月のときにも、今オープンに向けて動いてるんですよ〜という話をすごく楽しそうにしていて、
実は2月にはじめてテトラに来たのも、そういう音楽や美術をやるスペースをいろいろまわって イメージを固めていたんだそうな。(そのときにスペースとか別府プロジェクトについても話していて、じゃあ音楽イベントも手伝います、みたいな話になったんだった。)

別府の『混浴温泉世界』がおわって半年がたつ。1週間も現場にはいなかったんだけど、なんだか別府への親近感ははてしない。なにより街がおもしろいんだ。

この混浴世界、ビエンナーレでもトリエンナーレでもなく、今後もこの名前で続くとのこと。
ただ今後は 毎年小さなプロジェクトを継続的にやって、何年かごとに大きなフェスティバルとして開催するそうだ。
あのとき話題を呼んだ「わくわく混浴アパート」(すばらしい建物!)は、今はわくわくに参加していた地元の作家たちが動かそうとしていて、定期的に展覧会も開催されているらしい。
それともうひとつ、別府タワーの4階が新しく、新聞の言葉をかりればアート複合施設?になろうとしているらしい。

3階のホールは混浴温泉世界の間、毎週土曜に「タワーナイト」というクラブイベントに使われていた。
その4階が、今、貸し出しを行っていて、小さなライブスペースや、ギャラリーや、上映会のできるスペースなどになろうとしている。その一角に、日名子さんも本当にこれは最近だけど、レコード屋をはじめた。
ReNT ReCという。

ひなごさんはここで はじめのイベントとして「音の会」という小さなイベントを
毎週継続的に続けていくそうだ。
音の会は、自分の好きな音や、音を出す方法を持ち寄って聞いて、アーカイブしていくのだそうで
たとえばそれは 机をたたく音だったり、紙をやぶる音だったり、なんでもかまわない。
とにかく「自分、これをこうする時に出る音が、ものすごく好きなんですよね〜」みたいなものを持ち寄ってほしいとのこと。それを聞いたり、もしくは録音して加工してみたり、
もしかしたらいつか誰かがそのアーカイブを使って音の彫刻をつくるかもしれない。
いろんな出来事が考えられる。そのきっかけとしてまず始めるんだそうだ。
なにより 混浴温泉世界で大友良英さんがみせてくれた、音楽でないもの、楽器でない音も音として聴くということ
それを残したいし、広げていきたいんだと
語っていた。

それにしてもあのときの大友さんの判断と切り替えの早さはすばらしかったですよね、と二人で。


とにかく 継続することが大事で、続けているうちに いろんな人が ああじゃあ自分も、と言いだすのを待っている。
わくわくアパートも、BEPPU PUROJECTが続けてきた成果が今でてきているのだろうな。
タワーが変化しようとしているのも。


最近モンネポルト(これ大分前の記事だけど内容らしいのがあまりない・・モンネポルトについてはまた後日。しっかりと)にいってスズキジュンコさんの話を聞いたり
7日に「アジアの日本の九州で」という、九州の町をまきこんだアートプロジェクトの報告会があって
そこでの話(特に黒田雷児さんの「何を外とするのか」という話と毛利嘉孝がつっこんだ「こういった情報の共有が標準化の手助けをしているのではないか」という意見 に対する宮本初音さんの回答が、
個人的に考えさせられるものだった。これも後日)
なんだか いろいろと考えさせられたり、する気分で。

なによりも、もっと自分が暮らしている場所を大事にしないとな と思ったのでありました。



そして大分と福岡はすごく近いので、日名子さんといろいろ連携していきましょう と握手してわかれる。
近いうちに別府にいって今の別府を見てみよう。半年前とはかなり変わっているだろうから。


大福視聴覚学会とかいいですね、なんて話をして別れた。
大分と福岡。福別だとなんか、縁起が悪いし。。。



「○(しろたま)」と遠藤水城「アメリカまで」も入荷していただきました。



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別府市北浜の別府タワーで、ライブハウスやギャラリーなどを集めたアート系複合施設が10月1日のオープンに向け、準備を進めている。一昨年、国登録有形文化財となった別府タワーはまた一つ、文化的な“顔”を持つことになりそうだ。
 半年前まで、カラオケボックスだった4階フロアを活用。カラオケの個室(10~20平方メートル程度)を、1部屋当たり月3万1500円で貸し出す。敷金はゼロで、共益費3000円と光熱費は別途負担となる。
 スペースは計14カ所。今のところ▽ライブハウス▽アートギャラリー▽レコードショップ▽オーガニックカフェ▽立命館アジア太平洋大学の学生によるギフトショップ▽インターネット配信のためのサテライトスタジオ―の入居が決まっているという。
 企画した大分インターネットテレビ放送の赤峰俊治社長(38)=大分市=と、施設のディレクターを務める裏正亘さん(38)=由布市、ギャラリー経営=は「若い人たちの起業を促し、ここで力を付け、外に出ていける場所にしたい」と話している。
(大分合同新聞 20090920記事より転載)
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by tetoyarama | 2009-11-20 00:00 | oyama
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