てとやらま

道中記4

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対馬には、たくさんのゴミがありました。もちろん日本のゴミも多いんだけど、それ以上にものすごく多かったのが、韓国製のペットボトルやビニール袋。他に、ロシア・台湾・インドネシアのものもありました。ただ、これはその地域から流れてきたものもあれば、航海中の船から投げ捨てられたものである可能性もあります。
場所によっては日本のゴミより韓国のゴミのほうが多いところもあって、これがいかに対馬と韓国が近いかを物語っていると思います。
対馬では、対馬市市民生活部廃棄物対策課の阿比留さんが1日目案内してくれて、2日目は一緒には廻れないからと、拾うべき(漂着物の多い)浜を何ヶ所か教えてくれました。何年も前から対馬では、韓国の大学生が対馬の浜を掃除しに来るという、交流があっているそうで、この日もそれを来週に控えているとのことでした。

昼まで拾った時点でかなり袋が一杯になったので、とりあえずお昼へ。
ここで対馬の郷土料理「ろくべえ」をいただく。
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これはサツマイモを発酵させて作る対馬独特の料理で、同じ名前のものが長崎にもあるが、それとは全く別ものなんだと、女将さんが言っていた。
長崎の「ろくべえ」はサツマイモを粉にしたものを麺にしたもの。
だけど対馬のろくべえは、サツマイモを蒸して丸い玉状にして、寝かせて発酵させるのだそうだ。しかも真冬の寒い時期に、かなり時間をかけて寝かす。
寝かしたものをまたお湯で煮て、でんぷんと繊維だけを取り出したものを麺にしたのが「ろくべえ」
完成までに半年はかかるそうです。すごいなあ。他にもまだまだ独特の郷土料理があるので、また来たときにでも食べたいもんです。

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「ろくべえ」アップ。

この「ろくべえ」、繊維とでんぷんのみでできているので、麺は短く太いがこしがあって、不思議な食感。うどんのようにだし汁・わかめなどと一緒に食べる。これはおいしい。その後阿比留さんを囲んで、ろくべえをいかに売り出していくか、と言う話をまじめにする。健康食ブームに乗っかって、とか、ヨーロッパから広めて逆輸入とか、手がかかるというのをアピールして・・とか。おもろい。

1日目でも、かなりのペットボトルが集まったので、ホテルに戻って 今回も窓にペットボトルを貼り付けて写真をとります。
今回泊まったところは西山寺というお寺のユースホステルで、とても綺麗なところでした。お坊さんも奥さんもいい人だった。初日に部屋にペットボトルの持ち込みをするということで、ご迷惑をかけるのできちんとこの作品について説明をしましたが、とても好意的にうけとってくださったようです。
(対馬に行くことがあればぜひ泊まってみてください。)
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by tetoyarama | 2007-05-25 00:37 | oyama
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