てとやらま

2009年02月14日 安部貴住個展 circulate

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3号倉庫へテトラメンバーの安部貴住個展「Circulate」のクロージングパーティにいく。
会期中2回目。下はわいわいと鍋があっていて、でも上はしんと 静まり返るというか、お客さん音を聞いてじっと耳をすましていた。
響く水の音と柔らかなあかり。
この展示は20時から23時まで、つまり夜だけの展示で、会期中安部さんはここにいて水の高さをかえたりマイクを移動させたりスピーカーの位置を変えたりと、実験をくりかえしていたそうだ。

私が安部さんの展示を初めて見たのは確かまだ学生のころ、そのころはテトラのテの字もしらないしもちろん。ただ美術館にいくのが好きで、博物館学を履修していただけだった。そんな中友達に結構おもしろいと言われて行った「福北美術往来」展(2002年末ー2003はじめ)で、安部さんも参加作家だった。これは北九州市美と福岡市美の共同企画の、現在福岡で活動している作家を一同に集めた展覧会で、今考えるといろんな作家がいた。北九州側の企画担当はその後学芸員自習でお世話になる花田さんだったというのは、また後の話。(ちなみにその実習で展覧会を一つ企画したのだけど、その時もこの展示に参加していた作家だった。鈴木淳さんは「人間動物園」をしていた。)

そこでの安部さんの展示は、透明なコンビニ傘をスピーカーにして、窓から外の音を取り込む、というものだった。傘のスピーカーの下に入ると音が聴こえる・・・。本当に聴こえたのかははっきり覚えていないし、窓に直づけしたマイクから外の音が本当に拾えるのかというと疑問だけど、外の音をひろう というのは 当時の私にとっては目新しくて面白かっし、こういう外との係わり方もはじめてだった。透明な傘のスピーカーに入るというのも、雲の中に入るような面白さがあった。

テトラを手伝うようになってメンバーの紹介を受けたときに、私は人の名前なんてあまり覚えることができないのだけど、作品ファイルを見たときに「ああ、この人だったんだ」と思ってなんだか嬉しかった。のを覚えている。

それ以後に見た安部さんの作品は、ロールペーパーを使ったインスタレーションや大量のパネル画でのインスタレーションで、今回は久しぶりに音を使った作品だったようだ。
森だ森。森なんだ。

ということでこの展示については後日PEELERに載りますのでそちらを見ていただけたら幸いです。

youTubeでも見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=E-SqVkYN2bw


追記--------
更新されました
http://www.peeler.jp/review/0903fukuoka/index.html
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by tetoyarama | 2009-02-14 00:00 | oyama
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