てとやらま

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3/17 札幌PRAHAproject

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北海道到着。
千歳空港から札幌駅まで電車で30分。
PRAHAprojectの櫛引さんが駅まで迎えに来てくれました。ありがとう。
茨城ぶり。まさかこんなに早く再会するとはあんまり思ってもみなかったことです。

この日は彼女のアトリエにお邪魔します。


e0143051_1761354.jpgPRAHAprojectは、1998年に発足。もうちょうど10年になる。
代表大橋さんを中心に、現在は7人のメンバー(パートナーと呼んでいるらしい)がいるらしい。
もともとは廃校になった小学校をベースに使っていたのだそうだが、そこが取り壊しになるため、今のdeep sapporoに移ったのだそうだ。
写真がdeep Sapporo。


e0143051_1774797.jpgもともとカラオケボックスだった建物だというこの物件。
外観写真がなくて申し訳ないのですが、みかけは一軒家。
カラオケハウスだけあって部屋がたくさん分かれていて、それをそのままだったり さらに分けたりして使ってる。部屋の広さによって家賃が違うとのこと。
このへんは 占有スペースの有り/無しで 負担金額が少し違うテトラと少し似てる。
PRAHA2+deep Sapporoとありますが、プラハのメンバーは7人、そのうちdeepを使っているのは4人で、櫛引さんもその一人。deep Sapporoは建物の名前で、そこを12人の作家で使用しているそうだ。
部屋の間取りなどは PRAHAのホームページにあるので確認してください。


e0143051_17124267.jpgここがキュージョーと呼ばれる部屋。そのまま9畳のホワイトキューブで
展示+制作部屋として、県外から北海道に来る作家などはここで制作と展示を行うそうだ。また定期的に展覧会を開催している。
今後福岡から作家を呼びたいと言っていて、そのときもここが制作+展示室になる。天井は割と高い かな。
ここに入居(入居といってもずっと住んでいるわけではなく、アトリエや物置的に使っているようです。でも寝泊まりもできる。櫛引さんの部屋はロフトのようになっていて、布団もちゃんとあった。私がいったときにはなかったのですが、今後シャワールームができて、近くの銭湯に行かなくても風呂に入れるようになるとのこと。これ、重要だなあ。銭湯もいいけど 毎日はきつい。お金が。)


e0143051_17161131.jpg共同のキッチン。
自炊できます。
トイレもちゃんとあります。
+++
とにかく12人も人が集まるというのは すごいな。
部屋は本当に狭いところもあるけど、やはりこんな風に何かしてる人もしてない人も、
とにかくいろんな人が集まる場所っていうのは大事なんだろうなと思う。
そこだけで固まってしまう弊害みたいなものももしかしたらあるのかもしれないけれど、
12人も居るという点では いいのかもしれない。
この日は他2人の作家とともに、鍋パーティをしてくれました。
そして櫛引さんのパフォーマンスを初めて見た。


e0143051_17182655.jpg櫛引さんは9月に福岡に来ることになってはいるんだけど、実はパフォーマンスを見るのはこの日がはじめてだった。
回りなんておかまいなしに 自分の世界にひたすら入りこんでいく
そしてそのまま観客までつれていくような。
とにかくパワフルな人です。

彼女は「ノースマン企画」といって、北海道の作家の資料を募集、収集し、ファイリングして日本各地のアート関係者、グループに送ったりと、
北海道の作家を各地で紹介すべくかなり動き回っている。
またPRAHAprojectは毎年きちんとしたカタログを作っていて、
ドキュメントに力を入れているなと思った。
きちんとしたカタログを作る。それを美術館やギャラリーなどに送る。そうすることで作家のキャリアにも、広報にも、グループの歴史にもなっていく。

カタログのためや 企画のための助成金申請などもかなりきちっと毎回やっていて
すごく なんというか システム化されているなと思った。
それはいいことでもあるだろうけど、自分にはあまり興味がない。
そして 自分達が美術をやっているんだということに ものすごく意識的でプライドを持っているような印象を受けた。
とにかく美術ということにこだわっている。
ここで言われている美術とは なんだろう。
とそんなことを考えていた。




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朝の路面電車。
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by tetoyarama | 2008-03-17 23:00 | oyama

3/16 大阪アートカレイドスコープ

15日夜 博多駅を出発。
夜行バスで大阪へ向かう。
夜行バスは結構何度かのっているので
もう慣れっこだ。

前回大阪へ言ったときは 安いバスだっただけあって、普通の道路を走っているようなバスで
リクライニングでもなんでもなかったのだけど
今回は若干リクライニングつき。しかし春休みのせいか人が多く、隣にも知らない人が座っていて
落ち着かない。
でも、こんな場所でも寝れる。昔の私には考えられないほど、図太くなったもんだ。
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大阪着。目的はアートカレイドスコープと、うちゅうの卵

梅田に着いたのが6時半ごろ。
そこから 荷物が多いので(今回は半月なので 荷物と、あと記録用にビデオカメラとカメラがあった。しかも普通のボストンバッグに入れてきたのであとから後悔することになるのだった。洋服自体は3日分くらいしかないのにやけに重く感じる。結局函館の父の家で、ガラガラ付きの四角いものに変えてもらった。)荷物をあずけてごはんを食べて・・・としていただいつのまに時間がたってしまった。
地下鉄1日券を買って とにかく現代美術センターへ向かう。

前回のアートカレイドスコープはたしか「大大阪に会いたい」だったと思うのだが
これは見ていない。
「大阪時間」と題された今回は、(それはたぶん前回もそうだったと思うのだけど)
谷町・船場エリアのいろいろな建物や公園、川縁などを使ってある。
建物の多くは明治・大正にたてられた近代建築で、
かつ今も使用されていたり、改装されて使用されているもの。
かつて「大大阪」と呼ばれ、日本一の人口を擁し、にぎわっていたあの時代。
その時代の時間を掘り起こし、大阪がこれまで積み重ねてきた多様な時間を再考してもらうこと
そして大阪の過去と これからに思いをめぐらせてもらうことに
この展覧会のテーマはある。
かつて人種のるつぼとして多様な人種・多様な文化を受け入れてきた大阪を再考すること。
それは2009年に開催される水路都市大阪の復活を考える「水都大阪2009」にもつながっている。
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この展覧会には 作家紹介つきのマップが用意されていて
そこに全て回りたい方のおすすめコースが載っていたので
とりあえずそれ通りに回ることに・・(といいつつ2個見逃しました・・・と気づいたのは 港に移ってから。)

作品ひとつひとつの詳細はさけますが、
どの作品もその場所にコミットしていて
おもしろかった。
なかでも気になったのは 北野家住宅の石塚沙矢香さんの「ささやきたち」
北野住宅というのは奇跡の家ともいわれ、本当に奇跡的に建っている家。国登録有形文化財になっている。

1928年築、木造3階建て町屋造りのこの家は、戦火の中も奇跡的に焼けず、阪神淡路大震災でも倒れなかった。とくに奇跡の家といわれるのは、戦後の写真が見つかってから。
なんとその写真、ここにのせられないのが残念なのだが
周りが焼け野原でビルも何もかもまっさら更地か瓦礫の山になった中に、この北野住宅だけが無事にたっているというもの。まさに奇跡の家!

もともとは青果商をいとなんでいたこの家の2階での展示は、
この家にずっと残っていたソロバンや器、お椀などの台所用品や 籠、帯、扇子など、
昔昔に使用され、大切に おそらくこれまでずっと納屋の中で眠っていたであろう道具たちを使ったインスタレーションだった。
2階広間に まるでふわふわと浮かぶようなその道具たちは、時にゆらゆらとかすかに動いて、ささやいているように見えた。


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写真は北野家住宅。

余談ですがこの会場の担当をしていた学生さん?がすごくかわいかった。髪の長い女の人で、この作家さんに詳しくて いろいろ質問をしても答えてくれた。
作品への理解。

関西弁ってきれいだな と思った。

この展覧会の監視というのもボランティアスタッフでまわしているんだろう。
中高年の方も居た。けど どの人も作品についてや作家についての知識や 中にはその作家さんの以前の作品から知っている人もいて、
ああ、好きでかかわっているんだなと。そりゃそうなんだけど、あらためて。好きでかかわっていて、しかも いい関わり方ができているんだなと思った。
最低限その作品についての知識があるとか 作家を知ってるとかってやはり必要だな。
そしてボランティアをなぜするのかというと、やはりその作家さんと関われるからとか、いろんな解釈に触れられるからとか、単純に人の反応が面白かったりとか、そういう魅力があるからで、
だからボランティアを募集するならば そこをどう かなえられるかを考えなきゃいけないんだなと思うし、
ボランティアが楽しく参加してる展覧会は やはりそれだけ雰囲気がいい気がする。
と、変な所まで考えがいってしまうのだけど
自分も美術イベントにボランティアで関わったりとかたまにするので、考えてしまうのでした。(自分の場合は明らかに欲望があるので、ボランティアと言うのには弊害があると思う。でも、ボランティアって、無償ってことだけど、それは金銭的にということだけで、お金ではない、それなりの見返りを感じる部分があるから参加するのだよね。)


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日曜のビル街。
会場は普段はたぶんビジネス街で、私が訪れた日はちょうど日曜だったため、ほとんどのビルがしまっていて、街には人が驚くほど少ない。
ここは本当に大阪なのか?というくらいに。
その中で、老若男女かかわらず、時にはおじいさんおばあさんのペアが、
カレイドスコープの地図を片手に歩いているのがほほえましい。
あ、あの人もこれを見にきたんだな と。

大阪というと、食い倒れ道頓堀、新世界、西成、フェスティバルゲート という
なんだか騒々しいとか にぎやかだとか 派手だとか そういうイメージばかりが先行してしまうのだが、(大阪城が真っ白でキラキラしていて 天守閣からダクトが出ていてショックだったこととか思い出したり。。)
しかしこのカレイドスコープに参加して、「どうやらそうでもないらしい」という気がしてきた。そうでもない。
高い新しい全面ガラス!みたいなビジネスビルが立ち並ぶ中を一本入ると、昔ながらのタバコ屋や、会場として使われている元家政学校にでくわす。明治に建てられたまま外観を変えず、しかも現在も使われ続けているビルが顔を出す。
細い路地を歩きながら、ふと気づいたらそこが目的の綿業会館だった。
1923年築のホテルのその横の、蔦がからみまくったビルのほうが気になったり、
難波宮跡史跡公園なんて もう ほんとに普通のいい公園やん と思ったり。
ちょっと一本入るだけで、ちょっと違う方から見るだけで、
今迄見えなかったたくさんの顔が見えてくる。
今迄気づこうともしなかった たくさんの大阪の時間が見えてくる。

それは 私のように遠くから来たものでなくても、常ひごろ大阪に住んでいる人たちにとっても、同じだろうか。

地図を見ながら たくさんの大阪の時間や時代や ものに出会える よい展覧会でした。


余談ですが 現代美術センターで福岡から来ましてこれからいろいろ見てまわろうかと・・・と言うと、事務局の方がギャラリーの地図などをたくさんくれた。
大阪にはギャラリーマップみたいな ちょっとセレブ〜な感じの 違う言い方をすればシンプルでスタイリッシュでバイリンガルなものと、
あと、築港周辺のギャラリー地図があるのだけど、これ以外に関西の情報誌をわざわざカラー(!)コピーしてくれた。
なんてなんて 親切なんだ!

しかし まわるのにゆっくりじっくりしてしまったので カレイドスコープだけで4時間ほどかかってしまった。
というわけで 遅くならないうちに築港へ向かうのでした。
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by tetoyarama | 2008-03-16 23:05 | oyama

旅のはじまり

3月15日から 
旅行に出ることにしました。
目的は 茨城ARCUSの展覧会と、札幌プラハプロジェクトを実際に見ること。
父が今函館に住んでいるのもあり、
12月に仙台のギャラリーの人に会ったのもあり、
ではついでにそこも寄ってみようと
あまり日程を決めず 最初と最後だけ決めた
いきあたりばったりの旅です。

ちょうど大阪で見たい展覧会もあって
大阪にも寄ることにしました。
こういう時、
希望を出せば休みがとれるバイトの存在は大きい。
よく「テトラで働いているの?」と聞かれますが
いいえ、フリーターです。

3週間のお休みをとり、
つまり1週間しか働いていないので先の生活が必然的に大変になるのですが
まあなんとかなるだろう ということで。
いってきます。
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by tetoyarama | 2008-03-15 20:39 | oyama

公共広告機構

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こーこーこーこくきこー
というバンドをしています。略してAC。

バンドというか
ユニット?バンド?

これといった持ち楽器も音楽性もなく
毎回全く違うスタイルでのライブをする。

といってもライブはまだ2回。
次が5月。

やり方はほんとにバラバラで
1回目はベース・ドラム(小さいやつ)・ギター・ピアニカの編成での演奏。
スタジオ練習時に録音した音源をこっそり販売しています。



このときのCDに入っている曲(そしてそれはそのままライブで演奏した曲)は
「1秒」
「2秒」
「3秒」
「4秒」
「バニャバニャ」
「8秒」
「Last HXC」
という曲で
バニャバニャと最後以外はその曲のとおり
秒を基準に作ってある。秒がふえていくとかへっていくとか
1秒ずつ1音ずつまわしていくとか。
4×4×4×4とか重なってへってくとか。


変わって2回目はノイズタワーをつくろう!
ということで
12個の大小さまざまな(といってもルームアンプなのでそこまで大きくもないが)ルームアンプを山のように積み上げ
そこに古いテープレコーダやらサンプラー、エフェクター、キーボード、テルミン、小銭入れにつっこんだコンタクトマイク(にわかマゾンナ)、ライン6、ギター、ピアニカ、キーボード、マイクマイクマイクなどをつなぎ
音を出す。
演奏中にアンプの位置を動かし 平面にして音の方向も変えてみる
という 演奏でした。

この時の音源もあり。
聞き飽きないと メンバー間でもっぱらの噂(私はまだ聞いてない)
ちなみにCDの名前は
「元祖HIP HOP」


14夜はACの会議(飲み会)。
いろんな案が飛び出しつつもなんとなく決まって
明日からの旅行中に素材集めをすることになった。

基本的に全員自分の楽器はひかない。
ジャンルもない。
やることは常に~系。
しかし真面目に。
どれだけ見せられるか。

ノージャンル!ノーテクニック!ノーボーダー!
です。



こーこーこーこくきこー/直流電流
はまだ実現しない。
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by tetoyarama | 2008-03-15 07:37 | oyama

とことこツーリスト5

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建立寺に戻ると
鍋の準備が。
そう 今回の「とことこツーリスト」
企画の名前は「ほっこりトラベル」
ほっこり?

地域の職に触れ人に触れ ほっこりしようというのもあるけれど、
お鍋でほっこりしようというのもあったのです。

ここ春吉
これはお鍋。
材料は春吉周辺であつめてきたもの、
これは 晴好鍋をつくるしかない!
というわけで 
晴好鍋ができあがったのでした。

柳橋連合市場でさばいた魚
旬の野菜(大量の春キャベツ)
中村豆腐店てつくった豆腐
練り物屋さんのがんも とか
ちくわ屋さんのちくわ
など 参加者が職業体験しながら集めてきた材料と

隠し味に 春吉のお酒「晴吉の風」

晴好の風をつくるためのお米は
佐賀にある天吹酒造の協力のもと
完全無農薬(もう何年も農薬を使っていない田んぼをつかって)で
合鴨農法でつくられています。

その 合鴨も なんとお鍋に・・・(写真のお肉)
おいしくいただきました

そして〆の雑炊は その晴好の風のためにつくったお米というてっていっぷり。

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それをおいしくいただきつつ、今日いった所の店長さんや春吉の方々もいらっしゃるなかで今日の報告会。
あそこも行ってみたい 今度行こうという声がたくさん。

それぞれがつくった春吉クイズ大会をして
おおいにもりがりつつ
夜はふけていったのであった・・・

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今回 体験/見学でお世話になったところ

・右近商店(柳橋連合市場内の魚屋さn)
・ハニー珈琲(マヌコーヒーさんと一緒に買い付けなどもしているらしい。)
・大庭鍛冶屋(包丁などをつくっている。)
・佐藤純一商店(ホテルなどに野菜をおろしており、珍しい野菜や山菜がたくさん)
・甘栗屋さん(柳橋連合市場)
・天神スタンプ(店長の印鑑コレクションがものすごいらしい・・・鑑定団もの)
・高松の蒲鉾(柳橋連合市場 蒲鉾屋さん)
・新高砂マンション(リノベーションのマンション)
・太田屋仏具店(18金の御鈴 仏壇について)
・中村豆腐店(寄せ豆腐おいしかった・・・)
・平間饅頭店(和菓子の勉強をしてまたこの場所にかえってきてください)
・Chopper Tooth(いつかジーンズを・・・)

懇談会/WS会場/台所提供:建立寺

この とことこツーリストのうしろには 春吉実行委員会という、商店会の人が中心になっているグループがついていて・・・というのは 
で書きました。

近年いたるところで行われている まちづくり系のアートイベントには
正直懐疑的です。
全く関係のないところから 作家をつれてきて 「アーティストの目線を入れてみる」というような。それも 全く違う視点をいれることで新しい発見があったり 全く違う捉え方をされたりなど は、確かにあるのかもしれないけども。
けれどその多くは 「アート」とか「アーティスト」とかいう言葉を使っていることで
逆にうさんくさいもののように感じられる。少なくとも自分にとっては。
私はもともと「アーティスト」や「アート」という言葉が好きではありません。
それはその そこで感じる胡散臭さにも由来しているのだと思う。

物をつくっているだけでアーティストなのか
何がアートなのか。ということ。

ちなみに今回のとことこツーリストは アートなんて言葉は使っていません。
それでいいと思う。

以前 藤浩志さん主導で筑前深江で行われた筑前深江アーツキャンプにこちらもボランティアスタッフで参加したことがありました。
こちらはアートという言葉がついているけど、


今回のとことこと共通しているのは
その場所に住む人が中心となって イベントを動かしていること。
そこにいるのは 美術作家としての藤浩志よりも先にその地域に暮らし、生活する一人の地域のおじさんで
同じようにその地域に住む人たちが 動く。
その結果廻りの人がまきこまれて
また違う魅力が見えてきたり
新しい人間関係ができたり
違う興味がうまれたり。

そういうことがもしかしたら ある意味でアートと呼べるのかもしれないけれど
はじめからアートの力で とかアーティストの〜という文句が出てくると
ああ またかと思ってしまうのも確かだ。おかしな流行にしか思えない。

アーティストだからといって
普通の人と何が違うのか
というか 普通の人ではないのか?という疑問。
一段高いところに居るかのような 
勘違い。

特にアートとつけなくても アーティストといわれる人たちのあたらしい目線や行動を借りなくても
地元パワーというか 実際にその場所に住んでいる人のパワーというのははかりしれなくて むしろそこに住んでいて 住んでいるからこそその場所のことも場所の力も分かっていて
もちろん愛着や 想いも強い。
だからこそ
他人をも巻き込んでいく力があるし
巻き込まれるからこそ 自然に色々なことが見えてくるし入ってくる。
お金をかけなくても アートだなんだのと言って宣伝をして助成金をとってとしなくても
ゆるやかに 広がっていくようなことができる。
それでいいんじゃないのか。

そんなことを思ったイベントでした。
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by tetoyarama | 2008-03-08 22:50 | oyama

シカクラ

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建立寺でてぬぐい作りがあっている間に
少しぬけてテトラへもどる。


今日はテトラではシカゴクラブナイトというイベントがあっています。
開場は17時の早い時間。
シカゴクラブナイトとは
「聴くライブ」を と古賀竜太さんが続けているイベント。
今回は場所がテトラということもあり、場所に合わせてアコースティックバージョンのものが多い。
時間が早いのもあって 一面がガラスのテトラは明るくて、カーペットが敷いてあり、
すごくゆるやかな午後の時間が流れていた。
「ご自由にどうぞ」とお菓子が積んであったのが ほほえましい。
入ってきた人に声をかける古賀さん。
この人はいつも来た人ひとりひとりに声をかけて お礼を言う。


古賀さんも というかみんなこのへんでやっている人はそうなのだけど
普通に会社で働きながら
それ以外のところでイベントをやって たくさんのいいバンドを呼んで
そんなことをもうずっと続けている。
しかし古賀さんを見ていると
本当に好きなアーティストと 自分がやりたい企画を実現させていて
出演者との信頼があって
いつもものすごく楽しそうだ。
そのぶんものすごく大変だろうけど。

音楽が好きで やりたいことがあって、一緒に企何かしたい人が居て、
仕事は別にあるけど 仕事じゃないからこそ 本当に好きなことだけやれる。
全力で。

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私はとことこに戻らなくてはならなかったので
最初だけお手伝い・・・というか物販といいつつ座ってただけだけど。
小林亜希子さんと、植野さんを2曲目まで聞いて出た。

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イベントというのはその人の人柄がものすごく出るなぁと思った。

去年9月に行った「trop#1」の時の音源を やっと植野さんに渡すことができた。

ちなみにそのtropの時いった 能古の島の古賀さん。


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by tetoyarama | 2008-03-08 22:40 | tetra

とことこツーリスト3

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次に行く予定だったジーンズ屋さんが急用とのことで
時間が合わなくなったので
急遽他のチームと一緒に「大田屋仏具店」へ。
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仏壇屋さんなんて普通に考えても なかなか行く機会がないので、みんな興味津々。
たくさんの仏壇を 扉をあけて見る。
店長の大田さんがいろいろと説明をしてくれる。
やはり紫檀は高いなー
最近は次代の流れで
棚の上にも置けるようなシンプルなものがよく売れているらしい。
マンション暮らしの核家族でもOK!

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店長がおもむろに出してくれた御鈴。
これは 18金。時価300万。値段は時価なので 金の値段で
その日によって相場が違うらしい。
大相撲のトロフィーなどをつくっている職人さんがつくっているとのこと。
ここまでくると特注品なので 名前を入れたりすることもできるらしい。
ずっしりと 手になじむ。
そして

ものすごく

音がいい。


これは他に金メッキの鈴と普通の鈴と3つならべて聞き比べましたが、
ぜんっっっっぜん音が違う。
一回軽くたたくだけで 3分は音がつづく。
しかも音の波がちがう。

ガイドの岩本さんと「これだけでライブができるね」と
聞きほれました。


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2階の奥には職人の部屋があって、
ここで軽い修復などをしているとのこと。
机の引き出しに金ぱくが・・・
仏壇の値段はものによってかなり違いますが、一般の人が見ても「これとこれの違いは?」っというときが結構ある。
しかしそれはやはり使ってある素材や技術や もしくはつくっている職人が違うとか
そういう理由もあるらしい。

金箔は気温や湿気によって作業をしやすい日/できない日があるのだそうだ。
(この工房には巨大な温室度計があった。)
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by tetoyarama | 2008-03-08 22:30 | oyama

とことこツーリスト4

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その後手作りジーンズの店Chopper Toothへ。
若い男の人が一人でやっているお店。

ここでは自分だけのジーンズをセミオーダーできる。
そのブランドの何種類かのパターンから自分の体にあわせて好きなパターンをえらんで
糸の色やリベット、ポケットの形、皮パッチなどを好きなものをオーダーできる。
一つ一つ手作りで
ものすごく履き心地がいいともっぱらの噂。
しかも低価格。
いつもジーンズばかりをはいている身としては いつか一本・・・と思うのでした。

店の奥にミシンと店長の前田さんがいて お話を伺う。
もともと服をつくっていた前ださん。
なぜ店をもったのかというと「自分がはきたいと思うジーンズがなかったから」
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ここでお客さんとあれやこれや話しながら 
その人だけのジーンズをつくっていくんだなー

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さて 今日の最後の会場「建立寺」にて今日のまとめ。
本日の参加者にアンケートをかいてもらって、
今日見た春吉にかんするクイズをつくってもらいます。

その後、今日の思い出をもとに てぬぐい作り。

今、春吉にあるお酒屋さん「友添酒造」の2階にあるギャラリー「友添ギャラリー」にて てぬぐい展があっています。
ここで選ばれたてぬぐいは このてぬぐい展に展示されるとのこと。

みなさんがてぬぐいをつくっている間に、
建立寺の台所では 今日みなさんが柳橋や春吉で体験しながら集めてきた野菜や 魚や 豆腐(あっ!)を使って

夕飯の準備が・・・
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by tetoyarama | 2008-03-08 22:30 | oyama

とことこツーリスト2

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昔ながらの家や新しい家や 狭い狭い路地の残る春吉。
その路地をぬけながら 次の場所へ向かいます。
さあ行け!

旅の途中で出会った「学校に入れない二宮金次郎」

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これは前回「パシャパシャtrip」の収穫。

春吉は 古い建物と新しい建物 狭い道と(比較的)広い道 トタン屋根と高層マンション たくさんのものが混ざりあっています。
狭い道は本当に狭く、ひとがやっとすれ違えるくらいの道もあります。
そして押し寄せる再開発の波。
やはり 路地が狭く、昔から住んでる高齢者の方も多いため、
いざというとき救急車や消防車が通れる道がないことが問題になっているそうです。
今後大きな道が一本できるらしく、
現在もたくさんの場所で新しいビルが建設中であったり、
立ち退きのため店がどんどん閉店したりしています。

そんな中今回たちよらせていただいたのは
60年の歴史を誇る「平間饅頭店」
このお店も 再開発の立ち退きのため、今月いっぱいで閉店するそうです。

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ここでは平間さんにお店の歴史やこれからについてお聞きしました。

もともとおばあさんがはじめられた饅頭屋さんだそうで 平間さんで3代目。
道路ができあがったらまたこの土地に戻って店を出せるそうなので
それまで少し 和菓子つくりの勉強に出るとおっしゃっていました。
自分はまだまだ勉強中で、正直皮はあまり自信がない時もある
だけど「ばーちゃんが作り上げたあんこには自信をもっている 
皮がちょっとアレでもあんこれでごまかせるというか、それだけの力をもってると思う」という言葉に感動。もちろん皮もうまいです。
ばーちゃんのあんこの味は絶対に変えない
と平間さん
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平間サンが生まれるよりもっと前から使われていたかまど。
手作りかな

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60年使い続けられている 米粉を入れるための瓶。
年期が入っている。
「これだけは手放さないようにしようと思ってます」
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by tetoyarama | 2008-03-08 22:10 | oyama

とことこツーリスト1

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3月8日 とことこツーリストによる「ほっこりトラベル」開催されました。
とことこツーリストとは
の前に、
春吉には

晴好実行委員会という商店会の方が中心となって動いているグループがあります。
これは春吉(明治ごろは晴好と書かれていたらしいので実行委員会の名前はこの字をとって「はるよし」とよんでいます)のよさをもっと外に広めていこうという目的で活動している委員会で、
毎年5月の晴好夜市というお祭りや(サンセルコ広場である)、近年はお米の田植えから稲刈り、仕込みまで全て地域の人たちで行ってつくるお酒「晴吉の風」の製造など、
様々な活動をしています。春吉アートサバイバルという企画も続いています。

とことこツーリストは
そんな春吉の人たちに触れ、かかわるなかで、春吉の魅力に触れ、春吉のファンになってしまったうら若き乙女たち(?)によるグループで、
春吉の面白さと魅力をもっといろんな人に触れてもらおうと
活動をしています。

そのイベント「ほっこりトラベル」に今回スタッフとして参加してきました。
秋ごろからミーティングには参加していたのですが、まだ春吉のことを自分もよく知らないので、今回はサポート役として参加。

とことこツーリスト第2弾 ほっこりトラベル。
ちなみに第1弾は「パシャパシャtrip」で、テーマは「視覚」
春吉の町を歩きながら目にとまった面白いもの、いい景色を携帯で写真にとり、とっておきの春吉を探すイベントでした。
今回のテーマは「触覚」。春吉の蝕と食に触れよう!ということで、
町を歩きながら そこにあるお店に入って話を聞いたり、職業体験をしました。
この春吉、歴史があるだけあって、やはり色々な店があります。

今回参加者定員は20名で、
4つのグループに分かれて回ります。
私は青のチームの記録班として参加。
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青チームがまず訪れたのは、柳橋連合市場にある「中村豆腐店」さん。
柳橋連合市場の中でお豆腐やさんはこの1軒のみとのこと。
機会の簡単な説明を聞き、今回は寄せ豆腐をつくらせていただきました。

通常のあの四角いお豆腐は5時ごろから仕込みをするそうです。
豆腐用の豆乳を飲みましたが やはり かなり濃厚。店で売ってあるのとはひと味ちがう!
これに「にがり」を入れて、電気の機械(専用のものらしい)で85度まで温度をあげます。
以前電気の機械がなかったころは、熱々の豆乳ににがりを入れなくてはなりませんでしたが、にがりを入れるとすぐに豆腐が固まりだしてしまうため、うまくまざらなかったり配分が難しかったりしたそうです。
文明の利器ですな。

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お母さんと寄せ豆腐をすくう 本日最年少えりちゃん。

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夢中になる男たち。

熱いうちに薄くすくうのがポイント。これがなかなか難しく
お母さんのようにはなかなかうまくいきませんでした。

このあと豆乳プリンをつくって型に入れ、
仕事についてのあれやこれやを聞いて次の場所へ。

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これは四角い豆腐です。
真ん中に桜の形があるのが分かるでしょうか。
機械でつくるとこんな形はつきませんが
ここは手作りでやっているので こういう形ができています。
他のタイプもあるのだそうです。

豆腐
しょうゆなしでも行けます。
柳橋へお寄りの際へ中村豆腐店へどうぞ。

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ちなみに他のグループは 柳橋の魚屋さんで魚をさばいたり、
高級野菜屋さんで 普段お目にかかれないような変わった野菜や山菜を見たり、
かまぼこ屋さんでかまぼこを焼いたり
甘栗屋さんで甘栗を焼いたり 簡単きれいな甘栗のむきかたを教わったりしていたそうです。
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by tetoyarama | 2008-03-08 22:00 | oyama


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