てとやらま

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7/29 こーこーこーこくきこーの終わり?

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7月29日 こーこーこーこくきこーライブ@四次元

この日のテーマは「もの音系」だと
毎回「〜系で」をテーマとするACとしては決めていた。
ビーズやらビンやら竹やら缶やらバケツやら水やら なんやかやと持ち寄り、
ピアニカとハーモニカ(高い一音しか出さない)とライン6と 小山父のコルネットと
100円のリコーダーと 木琴と。

会場のステージから真ん中よりにかけて3人で座りこみ、鳴らしたり投げたり演奏したり。VJのせいもあり不思議にノスタルジーで
夏休みのおわりのような 気がした。といいつつ時期は夏休みはじめなんだけど。

こーこーこーこくきこーは このライブを最後に、小山冴子中心の参加者強制招集型グループに変動する。
次の動きは いまのところ 未定。
ピヂンコンボみたいなのもしたいな・・・。
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by tetoyarama | 2008-07-29 23:06 | oyama

7/21 にかスープ&さやソース

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Chicago Club Night #21 にかスープ&さやソース+植野隆司
@noconico
w/倉地久美夫

にかさやが 広島で上映会するらしいから
福岡にも来ないかな・・・なんて話を古賀さんがしてたのがつい1月前。
マジできた!
しかも能古の島のnoconico cafe

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この日の倉地さんはアロハシャツにサンダルで夏らしく。
今迄スーツ姿とかしか見たことがなかったので 若さにびっくりしました。

にかさや参加しての一曲もあり。集まれ 早めに。
この人のギターはなんて澄んだ音なんだろうか。いやあ すてきでした。



にかスープ&さやソース に 植野隆司。

DVD「HARMONIES」そのままに、
音で遊ぶふたり。たたいて飛んで屋根に上って。(最後イピヤー!を屋根の上から。だんだん小さくなっていくのが面白かった。)
途中オシレーターと二人の声まね対決もあり、
もりだくさんでした。

終わってから さやさんとにかさんは 夜の海へ。
夜の海で泳ぐって結構怖いと思うんですが・・・ものともせず。
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しかし例えば
にかさやみたいな 人たちの演奏を見て
うまく入っていけないというか
必要以上に遠目から「なにかかわいい人たちがかわいいことをしている」的なまなざしで見てしまう人もやっぱりいて この音遊びの部分を。
なんというか 観客が素直に簡単にその世界に入っていける場づくりって難しい。
そしてそれは誰がすべきなんだろうか。
見てるほうか 演奏しているほうか。
見ているほうだとすると 興味ないものは分かんないと いいきってもしょうがないと思えてしまう。

ある人には切実でも
ある人にはわざとらしく写る。

出会いというのは 難しいものです。
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by tetoyarama | 2008-07-21 23:44 | 3150

7/16 引っ越し


e0143051_23513739.jpgもろもろの事情があり、引っ越しをする。城南区から中央区へ。
同居人は 不思議女性と、アートオタクの男の子。
面白い状況になったと思う。
2月に来たイアンとローラもこの家に滞在していた。
ここからこの家はさらに様々な客人を迎えいれることになる。

エアコンもなく(もともと私は田舎育ちで エアコンなんて使わないけど)暑いので、実家から扇風機をもらってきた。
もう20年来家にあって、ここ10年くらいは押し入れにいれっぱなしになっていたものである。でもとてもきれい。そして力強い。
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こいつの入っていた段ボールがまたかわいくてしかも機能的というか 
ガムテープでとめるのではなく、段ボールを差し込んでふたをするようになっている。

中の発砲スチロールの緩衝剤も、1つだけで、これ一つで全ての部品がきれいに収まるように考えられてつくられている。この無駄のなさに感動。この箱は一生とっておかねばなるまい。と思う。
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by tetoyarama | 2008-07-16 23:56 | oyama

7/15 山笠

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そもそも福岡という地名は黒田家の出身地にちなんでつけられたもので
もともとは博多という商人の町であった。
とまあこのへんは播磨灘物語。

福岡といえば博多
博多といえば山笠。

art space tetraは山笠の中心?山笠廻り止めのすぐ近くにある。
山笠を簡単にいうと、町ごとに(この区画も昔ながらのものなので、いまいちまだ私にはよくわかってない。なんといっても山笠を見るようになってまだ3年目なのです!)
神輿があり、15日の追い山当日には朝4時59分を合図に、
山笠が順番に 博多の総鎮守・櫛田神社にはいり(櫛田入り)、そこから出発して町の中を神輿をかついで走り、
ゴールへのタイムを競う。

そのゴールが廻り止めであり、つまりテトラの斜め裏の石村萬盛堂のあたりなのである。

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7月1日を迎えるといよいよ山笠本番。
15日の追い山に向けて流れかき、追い山ならし などなど 毎日のように山笠が動く。町には飾り山が登場し、ふんどしの男達があふれ、かなりの賑わいです。
はっぴも組ごとに違うらしく、デザインもいい。上のはっぴは「すノ一」のはっぴかな。

山笠が櫛田入りする順番は毎年かわる。そして今年はテトラのある「大黒流れ」が一番山かさ(いちばんに櫛田入りする山笠ということ)で、しかもテトラのある地域は大黒流れの中でも須崎のすの一という組で、(ちなみに待ちの名前は須崎町です)
今年はここが当番町。
ということで 今年はテトラを出てすぐの所に山がたった。
詳しい人の話によると一番山笠と当番長が重なるのは84年に一度??らしい。
(あいまいですが。間違っていたらすみません。)

この日は テトラにて滞在製作をおえ、帰国を控えたギャビンと山笠見物。
流れかきのときも 熱心に男達が山を担ぐのを見ていたギャビン。
山笠の予習もしてきているらしい。

9−22時の13時間のアルバイトをおえ、テトラへ行くとやはり誰もいない。
事前に家で睡眠をとって 24時すぎとかに来る というのが慣れた人の方法。
しかし町としてはこの夜はほとんどの家がおきていて
もちろん 準備がはじまっている。

本当は 不幸があった家いえをまわってする儀式だとか、
若い者が 年長のお偉いさんをおこしてまわるとか、いろいろあるのだけど、まだそこまではまだ私の頭にはいってないので、あとからテトラの山笠担当・日本文化通はっちゃんに聞いて
来年は見よう!と思うだけなのですが。
とにかく。

櫛田入りを見るために櫛田神社へ向かう。
人人人 人の波。祭りだ。人ごみは嫌いだけど祭りなら好きだというこの矛盾。
たくさんの人 山笠のアナウンス。隣の居酒屋、ちりとりの大将が今日はいつもと違う。顔は赤いが表情は堅い。
4時59分になるとともに、大きなかけ声と太鼓の音、一番山かさの櫛田入りで、
ここで「祝いめでた」を唄って出発である。
一目見ようとぎゅうぎゅうになっている観客も一緒に唄う。
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山笠が出発すると 見物人は三々五々、わかれていく。
山笠のコースは意外なほど長く、間にいくつも形式があって
見所も多いらしい。今回は ゴール近くの(テトラのまわりは古くからある問屋街でもあるのだが)町の四つ角にいき、大黒流れが来るのを待ち、それが角を曲がって通りすぎたのを見届けてからテトラ前へ。ゴール前はたくさんのお客さんに、取材のテレビカメラが何台も何台も 中継車などもあって、ものすごいことになっている。

山笠はまだ3回しか見たことがないが、年々人が増えている気がする。

歩きつかれたので(どうやらギャビンも) テトラの2階から山笠観戦。
いきおいよくかけられる水 かけ声。
早いところは本当に早くて、そのたびに歓声があがる。

夏の風物詩です。




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16日にギャビンお別れパーティがあり、
17の早朝にギャビンは帰国します。

1ヶ月早かった。
私はYCAMに居た期間もあったので、
ほんとに少ししか会っていない気がする。
「山笠担ぎに戻ってくるよ」って言ってたかな。

ギャビンは国にかえり、
その後、イギリスの大学院に通うのだそうです。

「学校を出たら何をしようと思ってる?」(みしま)
「アートだよ」(ギャビン)

GAVIN WEBER

美術をずっとやってきて美術の教育もうけてきて技術もある。
ギャビンには迷いがあるのだろうか。
自分の仕事はアーティストとして作品をつくることだと
言い切る。言い切れる。自信もある。
経験と知識と技術と信じること。彼の中には、そして多くの美術家の中には、確固とした「美術」というものが存在しているのだろうと思うけれど、それは何なのだろう。
具体的な形を持っているのだろうか、言葉で言えるのだろか、イメージであるのだろうか。
さて 自分は何なんかいなと考える。
なぜ 場所をもっているのか。何のために?そしてなぜこのようなことに関わっているのか。

「小山さん、美術嫌いでしょ」と言われたことがあった。
それに対して
「良い作品を見たこともないのに 好きとか嫌いとか言ってんの?馬鹿じゃない」と言われたこともある。同じ時期だ。独自性が出せないならアートなんてやめてしまえ とも。
どちらの台詞も尊敬してやまない人たちからの台詞。
前者の台詞は もう少し限定された範囲での話だけど。

アートですアーティストです といわれても、自分ではそう納得できないというか
はあ・・としか返せないものってたくさんあって
造られたものが全てアートだ美術だなんて思わないし
自分のなかで確実にあるはずのその判断基準のラインはまだ見えない
しかし、もっと、美術って 違うんじゃないか という漠然とした理想はあって
だからこそ これは違うんじゃないかという疑念が常にある。
アートって もっとさ、、、という気持ち。漠然としすぎなのは分かってる。
一方で、これが素晴らしいと声を大にして言えるものにも確実に出会っている実感はあって
それは作品もそうだけど人であったり 事であったりもするのだが
とにかく今は色々なことを保留にしている。

でもはっきりした部分もあって
これは残していかないと と思うものもある。
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by tetoyarama | 2008-07-16 21:55 | tetra

7/5-7/6

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■7月5日 ENSENBLESオープニングライブ

大友良英、カヒミ・カリィ、浜田真理子、山本精一、ジム・オルーク、一楽儀光、一楽まどか、Sachiko M、青山泰知、ベネディクト・ドリュー


■7月6日 〜SWEET MEMORYS〜 @山口防府LAB

一楽マドカ、佐賀優子、Michael Junkson  Guest/梅田哲也

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一つ年をとる。
大友展のオープニングライブと
翌日は防府へライブを見に。

「教訓その一」と浜田真理子さん。すばらしかった。

私はこの日はじめてsachiko Mさんの力に気づいたきがする。
今迄、へんな言い方をすると なめてたというか。でもやっと分かった。この人は ものすごく 全部聞いてる。そう思ってから、ライブ中なんだかこの人に目がはなせなかった。
という話から 話題はタンカーイベントの話へ。
タンカーのエンジンルームの中でライブイベントをしたい という話。
きっとものすごい。想像するだけで笑いがでる。

実現すると面白いな
音響衝撃法の実験にもついていきたいくらいだ。

6日
ソロのあと流れで3人のセッション。
そしてそのあとに 主催の山中けんじさんも入った4人でのセッション。

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パフォーマンスの話で「切実さ」ということを言った人がいた。
今回このライブを見ていてそれをすごく思い出した。
切実さと やってる感。

やってる方の迷いや困惑は確実に伝わる

山中けんじさんは 痛いほど切実だった
すばらしかった。

梅田哲也さんの、炊飯器と、急遽ポットを利用した火花の散るセット
一楽まどかちゃんのグロッケンとMax
佐賀さんの声。
防府までいったかいがありました。
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by tetoyarama | 2008-07-06 21:15 | oyama

山口滞在

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山口滞在中
せっかくなので 自転車もあったし
一人観光

滞在していたY&H邸は ばあちゃんちのようで
良い家であった。横を澄んだ小川がながれ、朝の光がすずしい。
川の上流は蛍が見頃らしい。

26日は瑠璃光寺周辺。ここは以前山口県立美術館を見にきたときに
みんなで行った覚えがある。確か博物館学の授業だった。
それはさておき 
ここに「うぐいす張りの石畳」というところがあって
足音や手をたたくと それが響いて べいんっ という弦をはじくような音がかえってくる。
通路の音が向いの階段に跳ね返ってきてるだけなのになんでこんな音なんだろう。

27日は朝から野田神社へ。雪舟邸への通り道だったので寄っただけだったが
意外に大きくて立派な神社でびっくりした。
大社造りか。

そういえば 今年は出雲大社の本殿が公開されているらしい。

その後雪舟邸、県議事堂などを見てまわって YCAMへ戻る。
翌日は雨の中 中原中也記念館。
ここではじめて知った中也の意外な一面。

やはりせっかく来たなら土地をまわらなくては。
それにしても自転車は便利だ。

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イマイチに泊まって、朝 銭湯(でも温泉)に行くのが少しはやる。
Tくんの「65度なんですよー」という台詞にうける。
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by tetoyarama | 2008-07-02 19:34 | oyama

6/21-6/29

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YCAMにて 大友良英さんの展覧会にあわせた制作ボランティアに参加。

YCAM5周年ということで
7月から2期にわけて いくつかの展覧会が行われる。
その中で今回参加したのは Without recordsという展示の制作スタッフ。
スタッフというよりかはワークショップだ。

山口市内から、各地から集められたポータブルレコードプレーヤー160台。
レコードは本来記憶という意味がある。
音楽の入ったレコードも、盤面に刻まれているのは記憶だ。
今回はこの記憶の部分(レコード)をとりのぞいた状態で、レコードプレーヤーそのものが持つ音を引き出すための加工をほどこすというのが
作業内容。ゆえに without records
本来レコードを聞くためのプレーヤーだけど、現在このようなレコードプレーヤーはほとんど生産されていない。
見る人はある懐かしさや自分に記憶とともに この展示を見るだろう。でも そのプレーヤーはプレーヤーとして展示がされていて、そこに記憶はのっかっていない。

プレーヤーにレコードをのせないまま 電源を入れると、
それだけでフィードバックするものや、
回転させると ターンテーブル自体がリズムを刻むものもある。
このプレーヤーの 一番いい(と思う)音を探して その音がいつも出るように
加工する。(加工といっても針が動かないようにするだけ。少し見栄えも考えつつ。)


そのたくさんのプレーヤーたちを1階ホワイエに設置
前回仙台メディアテークでおこなったときは66台だったのだが、今回は100台をこえるプレーヤーが 並ぶ。
仙台の時ほど整然とは並んでおらず(仙台は四角形を基調にして、整然と並んでいた)。そして一番違うのが、システム的な面。
YCAMの優秀なエンジニアによって、すごく面白いシステムがくまれている。
ランダムに電源が入り、一日のうちで同じように鳴ることはない。
時にまるで風が吹き抜けていくかのように、音の群れが通りすぎる。
(これは 中に居ると本当に面白い。)

イメージは森。
高い木低い木いろいろなものがあり、それぞれがそれぞれの葉音をたてている。


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この展示において美術的な面というか
配置や加工の判断、全体的なクオリティを担当しているのは青山泰知さん。
彼は仙台でレコード屋をしているが、DJでもあり、画家でもあるそうだ。

大友さんは音に関する判断はするが、その他の配置などはほぼ青山さんにまかせている。
思えば同時に制作されていた カルテッツも、そもそもセッションなどもそうなのだけど、それぞれがそれぞれの仕事をしてそれを大友さんがゆっくりとまとめていくというか、全体の方向をきめる感じで、一人一人の自由度というのはかなり高い。と思う。
それだけそれぞれが確かな技術をもっているという信頼があるからそういった作り方ができるのだろう。
オーケストラだな。

どの作品においても、大友良英は指揮者でありコンポーザーだなと思った。

8月の23日からは高嶺格さんとのインスタレーションも公開される。
こちらはどうなるのだろう。

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ボランティアは山口市内からの参加もちらほらあったが ほとんど県外からの参加者が多いことにびっくりした。
そのへんが YCAMの弱さでもあると誰かが言っていたが
その一方で中学1年生にして自分で電子工作をして楽器(?)を作っている子なんかもいて、
(オープニングライブでは大友良英とセッション。堂々の演奏を見せた。ほんと。)
そういう子がいることに YCAM5年の歴史を感じる。

市街からの参加者も、特に大友良英ファンです!という人ばかりでもなくて
音響衝撃法の研究をしている子や
中国古代哲学の研究をしている方や
イベント企画している人、
占いがものすごい人、
IAMASの学生なのに「これからは生音っすよ〜」という若い子
などなど 
個性的な面子。
仙台での展示にも参加していた人なども集まり、そのほとんどは遠くからなので連日泊まりがけで参加していて(実際に私も10日ほど泊まりがけだった。)、スタジオイマイチでの朝まで人生相談や(たくさんいい言葉をいただきました)
毎日の打ち上げ、など、もりだくさんだった。

その中で ひとりひとりと色々な話をできたことは 本当に大きい。

ワークショップの中でも、飲み会の中でも、
いろいろな話をすることができたし、真剣な話から、世間話まで 色々な話をしたし
いろんなことを知ることができた。アドバイスももらった。たぶん普通に生活していても、関わることのない人たち。

なんだかこういうボランティアなどに参加して
ボランティアばかりして・・・とか、
なんだかよく分からないけど「がんばり屋さんやね」と言われたりするし、ボランティアばかり・・・ていうのは自分でも少し思う。
(がんばり屋さんっていうのは、自分が好きで参加してるわけで別にがんばってるわけじゃないから分からないけど)
けど、こういうのに参加して、いろんな人と出会えること その作家の、演奏や作品だけ見てても分からなかったりするところ、どんな風に考えているのか どんな風にいろいろなものを見ているのかを
見ることができるというのが
一番面白いところだし、だから参加している。
こういう制作のものでなくても、イベントができていく過程なんかも興味深い。

そして普段会えない人に出会える ということが ほんとにすごく面白いなと思った。
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by tetoyarama | 2008-07-01 11:55 | oyama


art space tetra    とんつーレコード     小山の小さくも山のような日々
by tetoyarama
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