てとやらま

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2009年05月31日 別府—北九州ー福岡

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結局やはり片付けまで参加して、帰った午前3時半。
あまり眠れず、7時ごろ起きて、竹瓦温泉に入り、9時半のバスで福岡へ。
バスの中でもあまり眠れなかった。

福岡に着き、ちょうどライブで北九州へ向かう友達の車に便乗して北九州へと向かう。
小倉で降りて八幡駅へ。
八万湯で昨日・今日だけあっている鈴木淳さんの展覧会
「異端の人々」〜だけなんなん001-355より〜 へ駆け込み。
何台かのテレビと緑の土管(?)、映像、そして電源用の延長コードが、一点をつけばドンガラリと崩壊してしまいそうな危うさでインスタレーションになっていた。
造化の山の中に生花の映像。
おもしろい。
写真をバシバシとったのに、自分の不注意でデータが壊れてしまって戻らぬ人ならぬデータに。
気をつけます。送ると言ったのに鈴木さんごめんなさい。

展示をひとしきり堪能してまたいそいそと福岡へ。
今日は大賀アパートでクロージングがてら、テトラでもテレビをつかった演奏でおなじみの諸岡光男君とdaennさんによる企画の音楽イベントがあっていて、テトラを手伝ってくれている松隈さんが出ていたので慌てていった。しかしうっかりしたことに17時スタートの19時クローズというのを電車の中で気づいて大慌て。結局15分くらいしか見られなかったなあ。
以前にも書いたけど大賀アパートは元寮だったところで、この日はその造りを生かして、一部屋ずつにミュージシャンが入り、それぞれがそれぞれに、休憩したり時に移動したりしながら演奏を行っていた。廊下や庭をつかって舞踏の松岡涼子さんが踊り、部屋にはいって音楽と競演したりもしていたそうだ。見たかったなー。
松隈さんの部屋は全部白にぬってある部屋で、絨毯も白で、そこに足をのばして座った松隈さんが、ミュートをかけたビオラで何曲かひいてくれた。ほっこり。

その後、みんなで出されたカレーを食べ、酒を飲む。九州大学藝術工学府の、堀尾さんの後輩にあたる古田さんと藤岡さんもこの展示に参加していて、当日やっと会うことができた。二人には9月の堀尾展で何かとからんでもらうので、ここであえてよかった。
大賀アパートにはたくさんの若者が集っていて、ここに住んでいる寺江くんも、いつでもきてねと皆に言っていた。こうやって色んな人が気軽に集まれる場所を、彼は作りたいんだろうな。そしてできればもっと近い距離で話したいのかもしれないなと、そんなことを思った。


大分—福岡—北九州—福岡 と、なんだか変な移動をしてしまった。
ついでに帰りに城南区に住む友人のあっちゃんちに行こうとしたら、大学の頃通っていた頃とはあまりにも道路の位置がかわっていて、バス停(ちなみに最寄りではない。別方向にいきそうな予感がしたので降りた)で降りたもののどちらに歩けば七隈なのかもわからず場所がら(高速道路の下)と時間がら(12時前)人も全くいなくて道も聞けないし、タクシーを使うはめに・・。ううむ地味に大移動だ。痛い。


と、上記の通り写真が飛んだので、造化のなかの生花にかこつけて
小山家の玄関の花でものせておこう。トップに。
母が花が好きで、うちの庭にはいつもたくさんの花がさいている。
私は今別の所に住んでいるので、なかなか見られないのだけど、
実家に忘れたカメラを双子さんに持ってきてもらったら、花の写真がいっぱい入っていた。あと父の・・・。

e0143051_15323850.jpgついでに岐阜からきた池田ちんと別府を回ったときの写真。

別府・・というか大分弁は、なんとなくどことなく、なまりが関西弁っぽい気がした。
はじめて大分の人としゃべった時に、「あれ、このひとは大阪出身なのかな」と思った。
大阪というか、あのおっとりさは京都に近いかも。
別府の町はいたるところに植物があって、個人の家の塀の上はもちろん、そこから延長して道路にまで鉢が置いてあったりして、
なんだかそういう感じも大阪っぽかった。

なんだろうこの花。ブーゲンビリアかな。母はこうなのに娘の私は花の名前がほとんど分からない。
家にあるのも木蓮とツツジと、枇杷とグミくらいしか分からない・・
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順子さんから先日ランを頂きました。一人暮らしの自分の部屋に、ちゃんと生けてあります。
花のある暮らしっていいなあ。

テトラも最近は植物園のように なりつつある。
尾中植物園。
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by tetoyarama | 2009-05-31 00:00 | tetra

200905月30日 コミュニティアート映像祭

e0143051_15131642.jpgふたたび大分は別府へ。今月はよく行くな。
というのも「コミュニティ・アート映像祭」というのがあって、そこにアサダワタルさんと大木裕之さんがゲストできて、芹沢さんと喋るというのでそれが目的。
大木裕之さんは、以前in-betweenというグループで上映イベント「projection」というのをやったときに、来てもらった作家で、そのときに知り合ってから、何度かお会いしている。翌年の夏にクィア・フィルムフェスティバルで福岡に来たときも会ったし、去年10月に横浜に行ったときも、ちょうどZAIMで上映イベントをしていて、その作品にすごく、なんというか圧倒された。映像をリアルタイムで巻き戻し、早送りし、再生しながら、自分もそのプロジェクションされる映像の中にはいり、踊っていた。大木さんがリアルタイムに喋る言葉と、映像の中に入っている大木さんのつぶやきが全く同じ言葉で、この人は撮っている映像やそのときしゃべっている言葉すべて頭の中にあるんだろうかとびっくりした。そういえばこの人のドローイングはまるでイメージを言葉で繋いで自由にひろがっていくようなものだけど、それは思考の地図みたいなものでもあるなあと思う。
彼の映像は自分のみたものをそのままぶれぶれにとった、まさしく大木さん自身の視点なのだけど、それが繋がってひろがって、まるで自分自身の風景のようになっていく。どこかで見た風景。
そのときちょうどアラタニウラノで個展もしていて、もちろんそれも見にいっている。とても好きな作家の一人だ。

アサダさんは作品は見たことがないけど、築港ARCというウェブラジオをしていて、それはたまに聞いては、質問やまとめ方のうまさに、感嘆していた。

イベントは、様々なコミュニティでの活動を通して撮られた映像作品の上映だった。作家がつくったもの、ドキュメント、高校の放送部が学校新聞的にとったものなど様々で、興味深かった。

最後のトークでは、偶然「何かあってるぞ」と見にきていた地元のおじいさんがいろんな質問をしてくれて、そのおじいさんがすごくユーモアもあるけど頭が回るひとで、良い話が沢山出た。なぜ映像なのか、なぜコミュニティアートなのか、
各人の映像についての捉え方。映像を見ることと見せること。などなど。
すごく興味深かった。
あのおじいさんがいなければ、このトークはどうなっていたんだろう。
混浴温泉世界のボランティアスタッフで、このとき見にきていたヒグチさんも、「お前も何か質問しろよー」とおじいさんにむちゃ振りされたのにもかかわらず、こなれた司会ぶりを発揮。みかけはすごく柔らかいひとだけど、侮れないな・・・と思った(ら、彼は夜のタワーナイトでガンガンに踊りまくっていた。侮れない・・・)

この夜はタワーナイトというイベントがあっていて、それにも顔を出す。たくさんの人が(ほとんどはスタッフや参加アーティストだったけど)踊っていた。途中山中カメラさんによるパフォーマンスがあったり、椅子があるあたりで、わくわくアパートの参加作家がブースを出して作品を販売していたり。
途中から大木さんも来て、アサダさんもきて、楽しそうにしていた。
コミュニティって何だろうな。コミュニティが存在しないところなんてない。そしてそういうものに気軽に、ふらっと、自然に入っていける人たちを、何人か知っている。そういう人はとても穏やかで、でも厳しい自分を持っている人のように思った。でも、入っていけるっていうことは、出てもいけるということで、根付かないものなのかもしれないな。風みたいだ、と思うのは昨日ファンタジーものの小説を読んだからだろう。いかんいかん。

諸事情によりデータが壊れて写真が飛んだので。
冒頭の写真はプロジェクションのときの、直前迄編集をしていたの図。
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by tetoyarama | 2009-05-30 00:00 | oyama

2009年05月28日

e0143051_15445147.jpg PEELERという、展覧会レビューサイトがあって、
誰でも書けるものではあるけれど、
ここに何度か投稿している。

先日この日記にも書いた梅田哲也 個展「ぬ」のレビューを書きました。


▶▶▶ PEELER 梅田哲也 個展「ぬ」レビュー記事◀◀◀
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by tetoyarama | 2009-05-28 00:00 | oyama

2009年05月26日

前の日記で、モチベーションについてちらっと書いていた。
そして メーリングリストをチェックしていなかったので、ついていけてなかったんですが
一昨年の北九州国際ビエンナーレ、そのときのボランティアスタッフだった子たちが既に今年あるビエンナーレに向けて積極的にかつ自主的に動き出していて、
ミーティングしましょうとか、(今年のテーマは「移民」なので)移民について勉強しようとか、呼びかけていた。

こうやって 人と何かをするっていうことが、次の行動につながる。
モチベーションとか、関係ないんだな、と思った。
人なんだ人。
って、何度も自分も言ってるじゃないか、と改めて。

今年の福岡アジア美術トリエンナーレ2009に、小沢剛さんが西京人で参加する。またお手伝いします!
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by tetoyarama | 2009-05-26 00:00 | oyama

2009年05月21日-25日 混浴温泉世界

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混浴温泉世界というフェスティバルの音楽イベントを手伝いにいく。とにかく遠い福岡で全然今迄手伝えてなかったのもあって、こここそはがっつり手伝おう!と、21から25まで滞在して、ガッツリ。
と思ったら本当にガッツリ手伝うことになってしまった。
音楽イベント、規模はけっこうでかい。大友良英さんやOOIOO、地元の山内桂さんが参加するのはもちろん、北海道からOKI DUB AINUBANDも来て、予算も結構かかっている。驚いたのはそのイベント進行のほぼ全てを2人のディレクターで進めている、ということだった。
出演者への依頼と交渉、ホテル、飛行機の手配、会計、アーティストのアテンド、ボランティアケア、音響会社との交渉ややりとり、などなど含め。そこに第三のメンバーのように入ってしまい、でも私には別府の地理とかあまり分からないし、何より共有している情報量が違いすぎて、手伝おうにも何ができるか分からない、みたいな不安もかかえつつ、でもやれることはやってきた。役にたてているとうれしい。
一緒に動いていた家入くんは大学を休学してBEPPU PROJECTを手伝っていて、かなり若いけどしっかりした子だった。音楽ディレクターの日名子さんは、BEPPU PROJECTの副理事でもあり、この人もかなりしっかりとした考えを持った人で、例えば車の中でする会話やごはんを食べている時にしていた会話の端々に誠実さとまじめさが見てとれるような人だった。話の中でうなずく事も多くあったし、すごく、地域と自分の役割を考えている人だなと思った。
DJでもあり、レーベルも持っている。今後何かと協力していければいいなと思っている。

e0143051_18264711.jpg21の大友さん入りから、25大友さん出まで。がっつり。
その間にいろいろなことがあって、いろんな人と仲良くなった。たった4日なのに。なんだかいろんなことが有りすぎて書ききれない。ライブを見に来た中崎透さんが、彼は去年の秋にここでレジデンスをしていたんだけど、あの頃中崎さんの展示を見にきた私は「ただのお客です」、っていう顔をしていたのに、今回あまりにもとけ込んでいるので驚いていた。
ライブはどれも良かった。
1日目のライブが場所が山の中腹の神社ということもあって、普段静かな場所であることと、近くにお年寄りがたくさん住んでいること、また会場の裏が山なので音が向こう側に抜けず、全部海側に流れるしかなくて、かつ高いマンションなどには跳ね返ってこだまのようになってしまって、かなりなクレームが入った。
けれどそれを受けての大友さんの判断の早さ(翌日はアコースティックにしよう)を見て、ああープロだなあと思った。あの現場にいられてよかったなと思う。

クレームを言ってくる人もいれば、そんなものを意にも返さず、「音が聴こえたから何かしらと思って。若い人が今いろいろやってるんでしょ?いいことねぇ。がんばってくださいね」と言って散歩に戻っていくおばさんや、お祭りかと思って来ちゃったよ と豪快に笑うおじさんなんかもいて、微笑ましかった。

ここに関わっていて、すごく不思議だったのは、若い人のモチベーションは何なんだろう、ということだった。別にがっつり関わっていても美術が好きとか音楽が好きだとかではない人のほうが多い気がする。日名子さんは音楽狂だけど。でもみんな、すごい、動いている。学生のボランティアも多い。この人たちもやはり人と関わることが好きなんだろうか。
それについて打ち上げにいく途中に(最後の最後の打ち上げだけやっと行く時間がもてた。というか、行ったらもちろん皆へべれけだったんだけど・・・でも皆そろっていた。あと水戸から久しぶりな方もきていた。)、別府の立ち上げメンバーの人と話をしていた。
その人は、本当に美術展などを見たり作家とかかわることが好きで、でも東京とか福岡しか大きいのが来ないときに、BEPPU PROJECTを立ち上げから関わって、「ああ、自分で呼べば、ここでもで素晴らしい作品や展覧会が見られるんだ」と思ったと言っていた。
そして、今の若い人は、美術がとくに好きっていう人は多くはないけど、彼らの多くは地域のことをすごく考えていると言っていた。そして別府という町は、そういう行動がしやすいし、空間的な空きも多くあるし、なにより住んでいる人の反応がいいから、やれるんだろうという話をしていた。

別府はご存知のように温泉地で、かつ港町でもあり、昔はいろいろな地方から人々が温泉にはいりに訪れていたし、炭坑が栄えていたころは、炭坑の労働者たちが、年に何度か慰安旅行で大勢で来ていて、炭坑の重役さんたちはやはり羽振りも良いので、相当お金がまわっていたらしい。温泉地と歓楽街。たくさんの観光客。そういう場所に住む人々は、外の人を恐れないし、変わることを恐れないんだと思う。そして年をとった人は昔の賑わいを知っている。前いった唐揚げ定食屋のおばさんも、若い人が何かをしているのを見ると、昔のにぎやかで夜も昼のようだったころを思い出して、またああいう活気が戻ってくるんじゃないかとわくわくすると言っていた。
何か行動をおこすことで、回りの反応がある。反応があるということは、結果も見えやすい。そして、協力的か、もしくは協力までいかなくても見守る人は多くある。そういう環境が、地域をまきこんだイベントをやりやすくしている。そして、動いたぶんだけ反応もあって、それがやりがいに繋がっているのかな。

イベントが終わってからやっと、展示をまわる時間ができた。展示だけのために、別府へ来るのは、正直もったいないと思う。別府を楽しみつくさないと。
作品が悪い弱いとかじゃなくて、場所が強すぎるし、作品は、どれも、ここでしかできないというようなものではない気がする。というか、別府という町が面白すぎるんだ!鉄輪も。
町を歩いているだけで満足、作品はそのきっかけにすぎない。というのは言い過ぎだろうか。
でも、BEPPU PROJECTの目的も、もともとはそういう所にある気がする。
別府という町に様々なものを呼び込むことで、色々な反応がおこり、町や人がかわっていくことに。
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by tetoyarama | 2009-05-25 00:00 | oyama

2009年05月14日 nakashimaher

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大牟田でのマヘルに参加。工藤さんにこんなに早く再会できるとは。
こちらも以前参加した内橋和久ワークショップと同じSCOの企画。
今回は場所が中島という地区らしく、nakashimaher。
テトラでのアットホームなマヘルとはうってかわって、メンバーが19人?(多!)で、ノイズが3組に、ギターが3人に、と、なんだかゴリゴリというか。ここに私はリコーダーで参加・・と思ったけどフラットが多い曲をリコーダーでは難しくて、ピアニカに変更。今回初参加の私の双子の片割れさんは会場となるClub Fujiに置いてあるグランドピアノ。
20曲ほどをリハしてつくりあげていく前回とは全く違って、今回は3曲。しばらく音だししたあと、一人一人に面接形式(といっても外で体育座りをしている工藤さんのそばにいって話すだけ)で説明があって、本番。
ひっくり返した自転車の車輪にマイクをつけ、鳴るガムランのような曲にギターがからむ「ガムランエチオピアプロジェクト」と、Blues du Jourという、コードだけ決められている曲(コードと、一つだけあるブレイクがあっていれば何ひいてもよい。ただしベースとドラムは一定している)と、あとはおなじみの九四国フェリー(レミファミレ・↑レーのやつ。ドとファ以外フラットだ・・)の3曲。2曲目はまとまりがなさすぎて最終的にはソロをまわしていくということになり、なんだか面白い展開だった。

ノイズで音ゴリゴリで、どうなることかと思ったけれど、でも後から聞いてみたらやはりマヘルになっていた。不思議だなー。
そして不思議といえば工藤さんだ。演奏前とか演奏後とか、すごく厳しい顔をしていると思ったら、突然子供のような事を言ったり、おどけて変なおっちゃん(失礼)になったりする。何がどの顔が本当なんだろうと いつも思う。
きっと全部本当なんだけど。

翌日は参加できなかったけど、田川でのマヘルだったようだ。
この日は東京でよく参加しているマコちゃん(彼女は1月にアンデルセンズのお米ちゃんとの二人ユニット、マコメロジーで福岡に来てる)も参加してのマヘルだったそうだ。こっちはもっとゆるやかだったにちがいない。とにかく、大牟田濃いなー!

コメグラという、アトリエかつ展示スペースがあって、ここのメンバーの野村まきちゃんがこの時個展をしていて、工藤さんとか田川マヘルの企画の人やらが来て見ていってくれたんだそうだ。
工藤さんはじっくり時間をかけて見てくれて、そしていろいろ突っ込まれたと、後日まきちゃんが言っていた。
12月についても考えないと。この夏に一度窯に行けるといいな。

コメグラには過去の様々なフライヤーが、「置かせてください」と他所から持ってこられたものも含めて置いてあって、私の個展の時のも置いてあったのを「あ、小山さんのですね」と、持ってかえってくれたらしい。そんな事が、なんだか嬉しかった話。
大阪で少し話した室野井さんが「あの人は教師だから」と 言っていたのがなんだか思い出される。
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by tetoyarama | 2009-05-14 00:00 | oyama

2009年05月13日 3150−001


GRAPHの村部さんより先日大阪で打ち合わせたときのジャケットのサンプル画像が届いた。
すばらしくかっこいい!
あの打ち合わせでイメージでしかなかったものが、素晴らしい形になって帰ってきた感じ。
はやく手にもってさわりたい。手触りはどんなものだろう。

映像作品は現在渡邉くんの編集から梅田くんによる調整に移り、ウィーンで微調整されている。
マスタリングが必要な部分はエンジニアを西川文章さんにお願いしていて、すばらしく良くなっているらしい。

なんとか夏に間に合うといいのだけど。

* * * 後記

別府から帰るとサンプルDVDがあがってきていた。
何度かスピーカーでチェック。
これをもとに、また渡邉監督の手が入る。
そしてこのジャケットサンプルの、調整後の実物も送られてきた。
どっしりと 手になじむかんじだ。具体的になってきた。

同じ頃、同時に進めている本についても、某有限会社から原稿の最終チェックが返ってきた。
がんばろう。もう少し。
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by tetoyarama | 2009-05-13 00:00 | 3150

2009年5月9日 八万湯、再起動

e0143051_16275080.jpg八万湯という、聞き慣れない名前を聞いたのは、1月くらいだっただろうか。元・旧130銀行ギャラリーの高橋さんが、新しいスペースができると言っていた。この日はそのオープニングかつ説明会というか。紹介の日。

八万湯というのは、元銭湯だった建物。
北九州市八幡駅から徒歩15分といったところだろうか。もともとスペースを探していた現在ギャラリーSOAPのオーナーであり、SECOND PLANETなど映像を使った作品でも有名な宮川敬一さんと福岡を拠点に活動していた森秀信さんが、通りかかって気にいり、大家さんに話をしたのが始まり。以来ここを拠点にして様々なアートイベントが開催された。その後は宮川さん、同じくSECOND PLANETの外田さん、鈴木淳さんらのアトリエとなったりしていたんだそうだ。
今回、旧130銀行ギャラリーが指定管理者の入れ替えのため、AIK(アート・インスティテュート・北九州。一昨年の北九州国際ビエンナーレ’07の主催。今年は「移民」というテーマで開催されます。)の事務所の場所を変える必要もあって、引っ越しと同時に八万湯の片付けと、新しいプロジェクトのための準備が進められていた。

もともと、八幡という都市は八幡製鉄所で有名なとおり、鉄鋼のために栄えた町である。当時このあたりに住んでいた新日本製鐵の重役たちが、建築家・村野藤吾に依頼して作った建築が、今もいくつか残っていて、この八万湯も、その時に村野によって設計されたのではないかといわれている。確かになんだか不思議な形をした建物で、中から見れるようになっている中庭(?)のタイルのデザインがとても面白い。とはいえ以前は工場労働者やその家族たち、地域の交流の場として機能していたそうだ。
現在は湯船は打ち壊され、展示もできる部屋になっているが、ホワイトキューブではなく、壁のタイルはそのままだし、床はアスファルト(というか湯船を壊して平にしたそのままの感じ)だし、昔ながらの脱衣所のロッカー(というか蓋つきの棚と言ったほうがしっくりくる気がする)もそのまま使ってあって、とても面白い空間になっている。

ここを運営するのは「北九州在住の現代美術作家、キュレーター、大学教員、団体職員の7名」らしく、今後ここを拠点に展覧会や、各種フォーラム、カンファレンス、ワークショップなどの参加型のイベントを企画していくそうだ。
そして来月6月頭からは早速、「八万湯藝術大學」という、なんとも堅い名前の企画が始まる。
といっても、この日の段階で具体的な内容はあまり決まっていないようで、これから参加者と一緒に作っていきたいということだった。
共同体研究Ⅰ、Ⅱ、Ⅲといういかつい(いかにも大学っぽい)名前のフォーラムがある一方で、
「銭湯演習Ⅰ」という、北九州の銭湯を回って入って、語らうというフィールドワーク
(しかし説明には「共同体研究をもとに、北九州市内各地の銭湯を機転としながら、受講者各自の問題意識に照らし合わせ、ワークショップ形式のフィールドワークを行う。原則的に月1回、第二日曜日に実施。
そこには、必ず「問い」がある。私たちは何を見いだし、何を表すことができるか。」としかつめらしく書いてある。)があったりする。そのうち角打演習とかもあるのではないだろうか(北九州は立ち飲み屋が多いことでも有名で、実際にここを研究・開発しながら広める活動をしている団体もあるらしい。)
Webラジオで発信するメディア演習Ⅰがあったり、八万湯藝術大學出版という、記録冊子を作成・出版する演習があったり、実践的な面白いプロジェクトになりそうな予感。
しかしさすがに北九州は遠いので毎週行くのは難しいので
遠くからイベントだけ参加する形になりそうだなぁ、と個人的に思いながら、でも今後の進行が気になるプロジェクトです。

ああ、なんだか若者も負けてられないなー
もうあまり若くないけど。
と思う今日このごろ。


今月末には現在gallerySOAPでも個展を行っている鈴木淳さんが2日間だけの展覧会をするそうです。

それにしても、この日ずっとなぜかBGMがNeu!だったのがなんだか印象的でした。私も好きだけど、この人たちはど真ん中の世代なんだろうなあと、なんでかそんなことを思った。

最近福岡市では大橋に、旧大賀アパートという、昔学生寮だったところ(4畳半や6畳の部屋がいくつかと、トイレが2こ、風呂・台所が共同という、昔ながらのアパート)を借りて、20代前〜後半の作家5・6人が集まってはじめたスタジオがある。内、一人は某商業ギャラリーのディレクターでもあって、彼はこの場所を展示とレジデンスのために使うそうだ。現在オープニングの展覧会を開催中で、展覧会にはまだ行っていない。プレイベントがあっていたときに一度行ってみたけれど、展示場所というよりは作家のアトリエ的な要素が強いようだった。メンバーの二人はここを住居としても使っている。

なんだか最近、若い人は何をしているんだろうなーと思うことが多くて(自分も含めてなのですが)展示を見にいくひとも、イベントを見にくる人も少ないなーと 思ったりしている。かといって、外を見ている人もいない。
自分に見えてないだけかな。かもしれない。ここんところは移動が多かったし、それ以外はテトラにいるかバイトしているかなので。というのも、分かってはいるんです。

でも、若い人が何やら動き出した。
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by tetoyarama | 2009-05-09 00:00 | oyama

2009年05月5日 A2W2 山中慎太郎 個展

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A2W 第3回
山中くんは、去年の夏テトラで個展をしていた鶴岡さんの知り合いで、
大分の祖父の家に帰るついでに福岡にも寄って、展示を見にきていた。そのときポートフォリオをもっていて、見せてもらっている。定期的に写真展を企画している尾中さんが騒いでいたのを覚えている。
そこから話は進み、2月に下見にきて、今回のACCORDING TO WHATシリーズで個展をすることになったのだった。
ちょうどそのころは、いろんなきっかけになればといつもポートフォリオを持ち歩いて、初めて会った人には自己紹介がてら、見せていたのだとは後日談。
タイミングだなー。出会いってすごい。


5日に企画の尾中さんと山中くんによるトークがあった。インターネット生中継は機材の関係でうまくいかなかったけれど、(声だけは中継できた模様)、見る事とイメージに焦点をあてた、有意義なトークになった。

下の文章で尾中さん書いているけれど、とくに薄煙りの写真はそうで、
見ていると、煙が幕をはって、遠近感がつかめない。手前なのか奥なのか。展示してあった森もそうだ。木々の葉の間から差し込んだ光が、一部だけをやけに明るく浮かびあがらせている。日のあたらない場所はもちろん夜のように暗い。はじめこの日のあたる場所は、少し遠いところにあるように見えた。しかし写真をよくよく見ると、足下の草むらと思った場所は枯れ葉が落ちる地面で、日のあたる場所はあちらにあるのかこちらにあるのか、分からなくなる。とたんにこちらの平衡感覚はおかしくなって、宙に浮いたような気分になった。

混乱する平衡感覚、どこかで見たような風景、逆光。曖昧なイメージは曖昧であるが故に、自分の中のたくさんのイメージと繋がって、懐かしさや共感を呼び起こす。

山中くんはこの展示期間中ほぼ毎日展示室にいて、観にきた人と話したり、テトラのメンバーと話したりしていて、なんだかんだで色々話しをすることができた。すごく誠実で、まっすぐな人だ。
この秋には東京ワンダーサイトでの個展も控えている。





写真展シリーズ『ACCORDING TO WHAT』では、「見ること」について思考するための足掛かりとして写真だけに焦点を絞り、そのような思考を促す写真を日々撮り続けている写真家を取り上げていく。

   “すなわち、わたしたちは何によって何かを見ているのか。”
   (That we see something according to what. )—岡田隆彦

A2W
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by tetoyarama | 2009-05-05 00:00 | tetra

2009年05月03日

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実家にかえると、熊本のおばちゃんちから 畑でとれたスイカが・・・
どどん


うちの冷蔵庫。
のせたってバレたらお母さん怒られるな・・
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by tetoyarama | 2009-05-03 00:00 | oyama


art space tetra    とんつーレコード     小山の小さくも山のような日々
by tetoyarama
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