てとやらま

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2009年06月26日 声色屋

e0143051_20174460.jpg去年からテトラを手伝ってくれている滝口さんと、坂口さんの共同企画。
滝口さん激押しの魚座の藤井さんとライスボールの毛利さん
そして坂口さん紹介の羽衣さんとRilke DECO.ちゃん(有田桃子ちゃん)と、豊嶋さん。

5人5様で、いいイベントだった。歌をじっくり。豊嶋さんの渋い声。すばらしい。いつも。ロレッタセコハンのときから大好きだ。アリモモのひっそりと染みるような音楽は、雨が振る少し涼しい日に聞きたいなと思った。
羽衣さんの、エフェクトをかけた声が、不思議でならなかった。ここでも「星巡りの歌」。なんだか宮沢賢治によく会う。

毛利さん藤井さんの歌も初めて聞いたけれど、耳に訴えかけるものでした。
というか これを聞いていて、ほんとに歌ってぶちこわすなーと 思った。
良い意味で。
毛利さんの歌なんかは特に、変な言い方をすると青臭いというか、歌詞が真っすぐすぎて
きつい。言葉が力を持ちすぎるというか。聞かざるを得ない。
曲より音よりまず言葉があって
言葉のほうがまっすぐ切り込んでくる。
音楽は 伴奏でしかなくなってしまう。

なんだかもっと手あかのこびりついたような歌を聞きたくなった。

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by tetoyarama | 2009-06-26 20:15 | tetra

2009年6月19日 ザッカリーワークショップ

e0143051_2012855.jpgザッカリー・リーバマンという方のトークとライブが九大であるというので行ってきた。
堀尾さん曰く
「彼のライブは本当におもしろいよ。ぜったい行くべき!」
だそうだけど、OHPの上で手をいろんな形にすると、影が輪になったところでその形の作る、影でない部分の形の物体ができあがって
コロンコロンところがり、音がなる。
て、うまく言えないけど
面白かったー

終了後、原付で天神へ戻り、カフェ&バーgigiへ。
この日は おすすめYouTUBE映像を持ち寄る「ようつべナイト!」
アニメ担当として対決するは蝶々(バンド)のまっちゃん!
でも、え、アニメ?聞いてないよ!ということでまんまと全然アニメでも何でもないものをもちよってしまった私はやはり負けたのでした。ちーん。

ウケたんだけどなあ。
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by tetoyarama | 2009-06-19 00:00 | oyama

2009年06月14日  Object Collection+蹂躙

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初めて聞いた蹂躙。これはシェーンとマッドさんのユニット。
シェーンの静かな波のようなノイズにマッドさんにギターが付いたり離れたり。
シェーンがこういう演奏をしているのは、久しぶりに見た気がする。すごく落ち着いていて、素晴らしい演奏だった。
本人も、手応えがあったのだろう。紹介される度にはにかんで笑っていた。

Object Collectionは今回は二人組だったけど、時によってメンバーが増えたりもするらしい。
女の人が机の上で、おもちゃの兵隊や犬や猫の人形をつかって、色々な場面を描きだしたり、工作をしたり。
その上にのっかる音楽が、BGMなのか何なのか、不思議で面白かった。
第二部?は、イヤフォンをマイクにして女の人がフィードバックがおこるなかひたすら歌うようにしゃべっていたが、それは何かスタンガン?か何かの作り方を説明していたそうだ。
最後にObject Collectionの男性の方と、シェーン、マッドさんの3人のセッション。

ぜいたくな演奏。こんな日にもお客さんが少ない。
もったいないな。もっと聞いてもらいたい。

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by tetoyarama | 2009-06-15 00:00 | tetra

2009年06月13日 ストラコウスキーの森

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ディマから「quick intro」というタイトルでメールが来たのは去年の11月だった。
日本に今年の567月あたりに来る予定で、ウェブでテトラのページを見てメールをくれたんだった。
「こんな場所を見つけられるなんてなんて幸運なんだ!」
と、おおげさにいったらそんな感じで、すごく興奮ぎみで喜んでいたのをよく覚えているし、
下見にきたときも「すごくいいですねーいいですねー」と言っていた。
テトラが美術の人だけでなくて、様々な人でやっている場所だ というのにも、
すごく大事なことだと言ってくれた。

そこからメールのやりとりをはじめて、テトラでは2つのパフォーマンスをすることになった。
「Top ten Asian Brand」と、「as if a forest」というパフォーマンス。
Top ten~のほうは、スーツに身を包んだディマが、トゥバという、チベット仏教の読経の声のような、ホーメイにも似た声で、
市場経済調査からぬきだしてきたアジアのブランドのトップ10を朗々と(?)読み上げる。
最初ははっきりと、その次は、一語一語延ばすようにして。

そしてもう一つのas if a forestは、ステップ1−10に従って、様々な声の録音を重ねていき、
最後にはまるで森の中にいるかのような音ができあがる。全部声だけでやってるのに、だ。
テトラにはスピーカーが1組しかないので、今回はそれでしてもらったが、
本来なら、4チャンネルは欲しいところで、それでお客さんを囲めるから、
出演者と客、あるいは舞台と客席、みたく別れなくって、
同じ場所で体感することができるんだろう。
このパフォーマンスにおいてはディマは作家と言うよりかはナビゲーターの位置にいるのだろう。


ディマ・ストラコウスキーは非常に愛嬌のある、おしゃべりな人で、流暢な日本語を話すけど、
間違ったら照れて「ごめんなさいねー」と言った。
そういう仕草にとても人柄が現れていて、最後のトークは彼の人柄と、
あと途中で出て来た彼の幼い子供たちや、「(日本語むずかしいから)助けてー」という彼の会話を訳す奥さんなどもあいまって、
なんだか不思議な空間だったな。

生まれはロシアだけど、見かけは白人で、やっぱり西洋人で、
そういう人が、トゥバで、かつアジアの会社の名前を言っている。
ある人はそれを、そのイメージを無効化していると言った。
はじめに出たソニーという言葉。
でも次に一語一語引き延ばされて出るとき、それは 「そ に い」 という、全く別の言葉になっている。
ソニー=高性能 みたいなイメージの連鎖はそこでは断ち切られる。

彼、というより西洋人の中には、西洋=物質世界 東洋=精神世界というイメージが強くある。
そこで、西洋人である自分が、経済の象徴であるサラリーマンの格好をして、
だけど精神世界を象徴するトゥバで、しかし、精神世界であるはずの東洋の成功している企業の名前を繰り返す。
そこに妙なズレが生じる。

そのズレだとか、妙なギャップ。
あるブランド名を聞いたときに、反射のように頭に思い浮かぶイメージ(たとえばコーラ=赤い)。
そのイメージの浮かぶスピードを緩めたいんだと、ディマは言う。
スピードを緩める、間を作る。そうすればそこに、考えたり、創造したりするための余地が生まれる。
「じゃあ何を考えてもらいたいの?」とお客さんが聞いたけど、それは人それぞれでいい。
余地を作ること、そうするとそこに会話も生まれる。
あなたは何を考えましたか、とといたい。そうやって会話をしていきたい。
「そういう、スピードを遅くしたり、間をつくるということが、アートにできることだと思うんだ。」


終わった後、皆でラーメンを食べて、ディマは「keep in touch」といって帰っていった。もちろん!


海外から来る人は、できるだけ受け入れるようにはしている。
もちろん、内容とか、真剣さとか、いろいろ あって
話がうまくいかないときもあるし、これまでも何度かあった。
ディマの場合は、何よりも日本の作家と話したいと言っていて、そのためにフライヤーをつくって、
メルマガと、あと個人的に知っている人にメールでお知らせしたりもした。
入場料も、二人でちゃんと話しあって、よりたくさんの人が来てくれるようにと、あの値段で設定したんだけど、
思っていたより人が来なくて残念。
でも熱心に質問してくれた人や、終わってから個人的に話しかけにいってくれた人、
フライヤーを見てきたという、あまりお客さんとしては見慣れない人などがいて、(つまり、新しくきてくれた人!)
それはすごく嬉しかった。


Keep in touch!

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by tetoyarama | 2009-06-13 00:00 | tetra


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