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てとやらま

Maher Shalal Hash Baz 塩ケ森映像プロジェクト

年があけてしまいました。
まだ去年の記録もろくにできないままです。
でも少しずつ自分が関わったものくらいは残していこうと思っています。


去年はマヘル・シャラル・ハシュ・バズに参加することが何度かありました
その中で映像を使ったプロジェクトがあって
それがはじまったときのことを書きました。

塩ヶ森映像プロジェクトについて

プロジェクト なのか?不明ですが
9月の大木裕之ACTIONと工藤さんとのパフォーマンスはこのへんから現実化してきたような気がしています。
とりあえず。
# by tetoyarama | 2011-01-01 16:11 | oyama

小山が居ります(仮)

ブログを更新しなくなって大分経ちます。
更新したいしたいと思いつつ、それよりも色々やりたいことややるべきことに時間をさかれつつ
考えごともたくさんです。
そのような中、釜山に行って展示をしてきました。
福岡と釜山の交流展ということで、他の4作家と友に釜山までいってきました。
このことについては12月16日にアジア美術館のアジ美ホールで報告会がありますので、そのときに報告する予定です。(でも ほぼ珍道中的な話になるような気が・・・)
釜山の話かきたいですが それはもろもろの作業が終わってからにして。

来週、釜山帰ってから何かするかなと思っていて、(それ以前に本当はスウェーデンの作家が来る予定だったというのもあり)、バイトの時間を展覧会に会わせて短縮希望だしていました。家ではダラダラしてしまうので、テトラで作業をすることにしました。そして、どうせずっと居るのなら、何か人が来て話したりとか、ライブしたい!しよう!となって翌日開催するとか、なんか、変なことがあるといいなあと思いつつ
とりあえず、「うちの小山が居ります」と宣言することにしました。

詳細の中に書いていますが、実はこれまで撮ってきてるビデオが膨大にあります。
聞きのがしたあのトーク、いきそびれたライブ、などなどもあるかもしれません。希望があれば
選んでみれるようにしようかなと思っています。
ただし全て未編集です。

記録データのリストを見ましたが、去年の12月でとまっていて、
まず1年更新していないのにびっくりしました。今年はブログの更新もせず、なんだかバタバタしたり呆然としたりしていたような気がします。
そしてリストを見て驚いたのは、「○(しろたま)」リリースまでにかけた時間でした。(特にかけた、というわけではないですが作家との関わりの中でリリースに繋がったわけで、全部どこかへ繋がっていくんだなとそんな風に思います。)梅田哲也さんのライブは特に充実しています。
今年は工藤冬里さんと大木裕之さんを見にいくことが多くありましたが
これは後にどこに繋がっていくのでしょうか。まだまだ時間がかかるような気もします。


以前大木さんイベントを見に来た、小西小多郎さん(元AD&A 現コーポ北加賀谷)が言ってました。
「本当にその人自身を見て何かを残すとなると、時間も情熱も、体力も居る。一人か二人が精一杯だし、そうじゃないとできないですよね。」
良い言葉だと思いました。

それはさておき。

何かあってるようなあってないような
とりあえず私が居ます。

小山が居ります(仮)_e0143051_1353355.jpg


小山が居ります(仮)


期日2010年12月14日(火)ー2010年12月19日(日)
平日16時〜20時/土日13時〜20時
※17日と18日は夜にイベントがあります。詳細はtetraサイト内の他の頁へ。
※16日夜は、アジア美術館のアジ美ホールにて、先日訪問した韓国の報告会に参加しますので不在です。


とにもかくにもテトラの小山さんが常駐しています。
小山さんは文章書いたり考えたり本読んだり編集したり焼酎飲んだりテープ起こししたりしているのだと思いますが
訪れる人を待ってもいます。
何かやりたい人を待ってもいます。
録音したいとか練習したいとか ライブ急にしたくなったとかでもいいです。
ただし機材はありませんから生音でお願いします。
ただ喋りにきてもいいし、酒もってきてくれてもいいし、テトラのメンバーになりにきてもいいです。
アイデアがあったらイベントになるもよし、飲み会になるもよし、一年を振り返っても良し。

また小山さんがビデオを持ってから(2006年6月以降)の記録などもありますので
聞き逃したライブやトークやあれやこれや
これまで個人的に撮ってきた映像なども 希望があれば見れます。
聞けます。
レア映像も多少あると思います。

何かやりたいなーと思っていた人
この機会に手を挙げてみてください。


情報は随時ツイッタ—で
https://twitter.com/oyamasaeko
お知らせしていると思います。


別に何かやっているわけではありませんが
ただ人を待っています。
自由に使える場所があるのだから
使わない手はないです。
何のおもてなしもないですが、
珈琲くらいは ありますかも。
# by tetoyarama | 2010-12-13 01:47 | oyama

大木裕之ACTIONのレポート

大木裕之ACTIONのレポート_e0143051_11571110.jpg


大木裕之ACTIONのレポートをPEELERに載せてもらいました。
ただこれは 本当に簡単なレポートでしかなく
その後も大木さんの展覧会を見にいったり工藤さんのライブを見たりしつつ
考えているところです。

これについてはまた後日 別の媒体で始めようと思っています。
ひとまず。

大木裕之ACTION 三日間とこれからのアクションのために

http://www.peeler.jp/review/1010fukuoka/index.html
# by tetoyarama | 2010-10-31 00:00 | 3150

20100925.26.27 大木裕之ACTION!!!!!

大木裕之ACTION
2010.09/25,26,27,
@art space tetra


============================================================

2010.09.25 
■ACTION 01

19:00start/1000yen

上映作品

『遊泳禁止』(1989年、89min)

       ーイメージフォーラムフェスティバル1990審査員特別賞

『海風』坪根正直(2010年、5min)

トーク:大木裕之、坪根正直、ほか(交渉中)



==============================================
2010.09.26
■ACTION 02-1
15:00start/1000yen


上映予定作品

・『優勝ールネサンス』(1995~1997、88min)
              ー製作・JEANS FACTRY/サンダンス映画祭1999招待作品

・『カム』(2006~、60min)



■ACTION 02-2
19:00open/19:30start
1500yen(1drink order)

大木裕之/園田裕美/諸岡光男/
イフクキョウコ/倉地久美夫


==========================================================

2010.09.27.ACTION 03
大木裕之/工藤冬里
19:00open/19:30start
1000yen







==============================
工藤さん こんにちは
小山です。
オトノタニでは大変お世話になりました。


さて、遅くなっていますが、大木さんとのことについてです。


大木さんの作品というのは、ビデオに持ち替えてからは、
映像作品はまさに大木さんの視線と思考の痕跡となっています。
会った人、その場所、そのときの自分の思考までが映像作品の中に含まれています。
それはものすごくものすごく個人的なものですが、映像と風景と音と、また 映像が多重に重なることで画面の白さは増して、
いつかどこかで見た風景のようなどこか違う場所のような、時間をとびこえたような感覚に見る人を導きます。どっかで居た、どっかで見た。どっかで考えた。考えたことないけど考えたい。

そして工藤さんの音楽もそうです。
以前、その時思いついたメロディーを鼻歌で携帯に吹き込んでいましたね。去年テトラで初演した楽譜は、スコットランドでしたか、を旅行したときに五線譜を持っていて思いついたときに書いたものだとおっしゃっていました。そのとき思いついたメロディー。
それがマヘルの音楽になる。
最新作の「セラデルニエールシャンソン」というアルバムは、その思いつきをいかに生のまま残すか、という実験であったそうですね。
こちらもごくごく個人的なものが、他人の力を借り、様々な音が多重に重なり マヘルというバンドになることで普遍性を獲得していく。

あなたたちは 方法にこだわらないし、むしろ
ある理想に行き着くために、その方法を脱臼させる、もしくは否定するという方法をとっています。
大木さんも、どこかのインタビューで「今でも僕は建築家のつもりでいるんだ」と応えています。
工藤さんが『ロック史』というものに貫かれているとしたら大木さんは『都市と建築』に軸をもっています。
江上計太に『ガレージ』があるように。


やはりまだうまく言葉にできていませんが、大木さんと工藤さんの作品にはなんとなく共通点があるような気がしていて、
この二人をぶつけてみたかった、というところが
この27の企画の出発点です。今大木さんとも話しあいながら進めていて、
こんなにバタバタなかんじになっていて申し訳ありません。ですがそういう勢いとか、作家に直にぶつかっていけるのが
テトラという場所を自分らでやっていることの強みだし、フットワークの軽さがなせる業だと思っています。
その結果みたこともないようなものが見れたり、心が揺さぶられるようなことが起きたりすると素晴らしいなといつも思います。


昔、水戸でマイクロポップという展覧会があっていて、そこで大木さんの作品をはじめてみました。
それは大木さんが「美(メイ)とは何か」という問いをもって、別れのなかに美しさがあるのではないかと呟き恋人と別れてみたり、街を歩いたり、人と対話している、その映像に
市民のオーケストラがマーラーの交響曲第七番を練習している風景が間に挟まりますが、
大木さんの探求が進むのと同時に、オーケストラの演奏も熟達していく、
その作品が、自分にはマヘルの音楽と重なりましたし、変な話 自分の姿にも見えました。

12月にいらした時に、その少し前私がヨコハマ国際映像際で見た、山川冬樹さんの作品について話したことをよく覚えています。
そのときも、結局言葉ではうまく説明ができませんでしたが、
ごくごく個人的なものが普遍的なものにいきつくのってどういうことだろうか、というのが今の自分の問題なんだという話をしました。
自分だけでなく 全体的な流れなのかもしれません。
物質的な作品よりも、そのプロセスや、作家の態度や、視線に興味があります。
作っていることに安心するのではなく、アンテナをはって、貪欲に動き回ること、常に思考することが必要で
お二人は自分にとっては謎でだからこそ魅力的でもあり、二人について考える事が今の自分の問題へのヒントなのではないかと今感じています。

この企画は大木裕之を読み解く、工藤冬里を読み解くための企画でもあります。

先日電話で話したときは、
工藤さんは「自分は撮られる音楽家だというところから否定しなければ」とおっしゃっていましたが
大木さんも今回は 撮る側という意識があるのかは謎です。
ただ やはり撮る ということから始めるのではないかと思っています。
またやはり福岡で撮っている映画「LAST CITY」のことについて言われていました。

具体的には 当日いらっしゃったときに打ち合わせができればと思いますが
(早めにお越しいただけるとありがたいです)
今回は 演奏会ということでなく、身体的なパフォーマンスということで考えています。
演奏も、カメラを撮ることも、線を描くことも、パフォーマンスです。
大木さんのアクションに対して工藤さんが反応し、それを聞いて大木さんがまた反応する、それがまた別のアクションを呼ぶ、そんな日になればいいなと思っています。

全然具体的ではないですね。
なんだか風呂敷だけ広げている感じがしていますが
また大木さんとも話をして ご連絡させていただきます。

日程だけ決まりました。


ACTION03 大木裕之+工藤冬里
期日...2010年9月27日(月)
場所...art space tetra
時間...19時開場、19時30分開演
料金...1000円(要1ドリンクオーダー)



+ + + +

小山冴子
# by tetoyarama | 2010-09-24 16:19 | 3150

20100809 アクセル・ドゥナー来る

20100809 アクセル・ドゥナー来る_e0143051_17171788.jpgしばらく更新怠っている合間に、
いろいろな事があっていますが 結構疲れ気味の私はしばらくぼーっとしていました。
がそんな疲れも吹き飛ぶ朗報が!

アクセル・ドゥナーがテトラに来ます。

くりかえす。

Axel Dörner comes to tetra!!!!!

見てみたかった
聞いてみたかった
ドゥナー。

急ですけど8月9日月曜日です。

江崎さんから連絡を頂いた時は本当にびっくりしました。
ど平日の夜です。
どうぞ予定をあけて 仕事帰りでも来れる時間にしようと思っているので テトラにいらっしゃってください。
いい週はじめになると思います。

===========

Axel Dörner

期日...2010年8月9日(月)
時間...20:00 start
会場...art space tetra(福岡市博多区須崎町2−15)
料金...¥1,500(1ドリンク付)

http://www.as-tetra.info/


「トランペットには神話的とさえいえる演奏家のイメージが付きまとう。チェット・ベイカーがその原型だろう。ジャズの歴史性という重みと、フレーズに対する特異な強迫観念のために絶望する表現主義者というイメージ...。アクセル・ドゥナーのイメージはその転倒したものに他ならない。内的な強迫観念ではなく、"音は空気振動だ"と定義し、楽器の抽象的な可能性を探求するためにアクティブな聴取へと向かう。ドゥナーを他のトランペッターと分けるものは、演奏からフレージングをなくしたことだ。一定のブロウ、抽象的なノイズ、ブロウの断片化によってノート(音符)を消去り、音のコアを目指す。この抽象化は、新しいエレクトロニクスの美学を想起させる。アコースティックな質を失い、まるで美しいあわいを鳴らす電子装置のサウンドを想起させる。」---『Trumpet』,A Bruit Secret 03(2001).より



Axel Dörner(アクセル・ドゥナー)
1964年ケルン生まれ。トランペット。
Die Enttäuschung(セロニアス・モンクの衣鉢を継ぐ),The contest of pleasures (John Butcher, Xavier Charlesとの斯くも美しき持続),Phosphor(沈黙に散在するベルリン音響即興周辺オールスターズ),Territory Band(フリー・ジャズ・シカゴ派),大友良英 New Jazz Orchestra等のグループでも活動。
録音作品としては,ソロの『Trumpet』,『sind』("sind"は「(それは)ある」),デュオではKevin Drumm,中村としまる,Diego Chamy他多数。また,Alexader Von Schlippenbachのセロニアス・モンク全曲集にも参加。
南西ドイツ放送協会(SWR)による2006年度SWRジャズ賞(SWR JAZZPREIS 2006)受賞。

20100809 アクセル・ドゥナー来る_e0143051_0194291.jpg
# by tetoyarama | 2010-08-05 17:17 | tetra


art space tetra    とんつーレコード     小山の小さくも山のような日々
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