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てとやらま

2009年04月25日 東京へ

朝着。
まず先へ都現美へ向かう。以前ARCUSで遠藤水城と中崎透にインタビューをとりにきていた吉崎さんが
今はここの学芸員として働いている。
今回の池田亮二展の担当だったそうです。

日本に5台しかないという 超指向性スピーカーが、ものすごくて
前を何度もうろうろうろうろしてしまった。近づいたり離れたり。一人で挙動不振だなあ
でも作品自体は、きれいではあったけれど
数の羅列に意味を見出そうとするもわかるはずもなく、とりつくしまがないとはこういうことだなと思う。

次、国立近代美術館の「ビデオを待ちながら」という展覧会へ。
映像を全部時間きっちり見ると、12時間半かかるそうだけど、できるだけ早めにと思い、昼から行く。
実はこの旅行の第三の目玉。
ヴィトアコンチとか、スパイラルジェッティとか、ビデオがはじまったころの作品から現代のものまでかなりたくさんの作品があって、すごく面白かった。
ブルースナウマンはきっと頑固な変人だ。フィッシュリ&ヴァイスの「事の次第」もはじめて見れたけど面白かった。ウォーホルはやはり天才だ。

夜、勝ちどきにあるオオタファインアーツへ。
梅田哲也個展「迷信の科学」のオープニングでライブがあるというので、行ってみた。
しかし
パフォーマンスは2分で終わる。
そのあと 「もっとやってよ」と言われた作家が、なにしようか黙りこくって考え ているのを
待つ観客と、
鳴る会場、
期待、
待つ、
待つ、
待つ、
黙る作家、
待つ、
待つ、
聞こえる音、
ちりちりちりちり、ブシュッ、ピー、ブシュッ、
待つ、待…


のあとにそれが なぜだかフッと途切れて
ああそうなのね、と一斉にざわざわ喋りだす観客。
その一連の空気がものすごく面白くて、なかなか珍しいものを見たなと思った。
だんだん人の集中力があがっていって、でもある意味拡散していき、
音がだんだん聴こえだす。
新しい聞かせ方だ。

最近科学館にいったゆみさんがいた。
仙台smtから本郷に移ったおがたさんや、吉崎さんもゆみさんに紹介できたし。
いろんな人と再会。
先日連絡のあった阿部くんにも。阿部くんとは後日会って展覧会の話を詳しく聞くことになってる。
あと、フランスにいったときにユースホステルで一緒になったまりこちゃんにも偶然再会。彼女は今は企業で働いているけど、学生の時は横トリをボランティアで入ったり、旅行に出て美術館めぐりをしたり、留学したこともあって、たくさんの場所を見ている子で、フランスでもたくさん ここにいい作品があるとか、この美術館はおすすめとか教えてもらったし、こちらも好きな作家の話をしたりテトラの話をしたりしていた。
でもこの再会はほんとにびっくりした。何の連絡もしてなかったし、職場に近いから偶然よってみたのだそうだ。こんなことってあるんだな。

今映像作品を一緒に作っている渡邊くんとも、色々確認できた。

打ち上げに参加していたら、途中遠藤さんから連絡が入り
「明日水戸へ来い」ということで、翌日は水戸へいって作業をすることになった。
by tetoyarama | 2009-04-25 00:00 | oyama
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