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てとやらま

The Wire:Gloval Ear : art space tetra

今発売中のWireにart space tetraの記事が出ています。
http://www.thewire.co.uk/ 

Gloval Earというコーナーです。
内容は福岡の音楽についての話題なのですが、特にart space tetraのこれまでと今、みたいな感じですか。
特に最近2月にあった梅田哲也のライブについては詳しくふれてあるとともに、
梅田がリリースしたCD&DVDと、そのレーベル「とんつーレコード」についてもふれてあります。

それに連動して音源もいくつかウェブページに上がりました。
http://www.thewire.co.uk/articles/4330/

「しろたま」内サントラより、
02 Metz
04 classroom-4(with takashi ueno)
です。
2008年のフランスMetzでのインスタレーションの録音と、
2007年の茨城アーカススタジオでの展覧会(門)のなかでの教室4でのライブ音源ですが、
どちらも音の粒感がものすごいです。整音は西川文章です。
(ていうかグレック、音源からのものだよって書かれてない・・。
ちなみに「しろたま」は他に3曲入っていて一つ一つの音が耳にチリチリと触るくらいクリアです。ぜひ)

それと、去年12月工藤冬里個展「鬱陶〜マイナス茶碗〜」内で行われたMaher Shalal Hash Bazのライブ音源より
BDJ
Air,Alyle
a lamb
の三曲です。
ちなみにBDJは「BDJ 20/12/09」の間違いです。
曲が終わった後次の曲へうつるまでの工藤さんの解説なども入っていますがそれも含めて 聞いてみてください。(そして次の曲は想像してください)

梅田哲也、工藤冬里意外の選曲と人選はライターのグレックさんにおまかせしましたが、
中村勇二、諸岡光男、電子卓上音楽団と、いずれも関わりの深い方々です。
ぜひ聞いてみてください。


+++

でもテトラの写真、縦位置が横になっている、とか、曲名まちがってるとか、
さすがグレック。うっとおしいけど愛おしいと好かれる男である。(いや、ほんとに良いやつです。)
Wireの記事とか、あんだけテトラの写真集めてたのに、実際載ってるのなぜか梅田くんだけだし・・・
「えーーーーーーーーーーーーーー!!」とか叫んでしまったじゃないか。
でもなんだか励みになりました。
はじめグレッグは福岡の音楽の紹介でバンドも含め考えていたようなので、ベースやドラムの入ったいわゆる「バンド」が演奏できないテトラの紹介として音源をあげることや(海外のパンクバンドとかからブッキングしてとか来ても困るし)、梅田哲也(大阪)や工藤冬里(松山)の音源はお断りしていたのですが、途中から記事の関連でテトラの紹介に絞りたいということになったので、掲載していただきました。
でも聞いていた話よりだいぶ数少なめにしたんですね。。


ぜひぜひ聞いてみてください。
「○(しろたま)」フランスでも一部販売されてます。
さてさてがんばらなければ。


+++
昨日イメージフォーラムにいってきました。
昨日の夜のプログラムでウィリアム・エルグストンの、唯一の映像作品の上映があった。ストランテッド・イン・カントン

プログラムの説明から引用します。

ソフィア・コッポラが「空虚なディテイルの美しさに影響を受けた」と言い、ガス・ヴァン・サントが『エレファント』でオマージュを捧げた、現代アメリカを代表する写真家の一人、ウィリアム・エグルストン唯一の映像作品。1973年から1974年にかけて、エグルストンは当時購入したばかりのポータブル・ビデオ・カメラでメンフィスの街を撮影し、35年を経て編集、完成した。

* ストランデッド・イン・カントン
[ウィリアム・エグルストン/ビデオ/77分/2008/アメリカ]

こーーれーーーはーーーーよかった。もうみんな薬でいってたり
おこりっぽかったりするのだが、何より対象との距離が近くて
遠くて 面白かった。いや基本的にはとりっっぱなし系なわけですが。
でもそのあと飲みながらゆみちゃんと、カメラを向けるときって遠慮がはいってしまって難しいみたいな事を話していて、どれだけ近づけるのだろうかとか、それもおもしろかったし
そう思うと、安田哲さんの 対象との距離がものすごく近くて親密で
ああすごいなあと思ったり。した。また別の作品について変な楽しみ方をみつけたり。自分との戦いになってくるとか。

とにかくこの作品はすごくよくて、久しぶりに、いいものに出会ってテンションがあがってうきうきな状態というものを体験し
また何かと考えた。
音楽だとか美術もそうだけど、いいものに出会うといつも必ず立ち止まって考えさせられる。なぜこれにこんなにも惹かれるのか、ということを。場合によっては泣くほど凹むこともある。音楽とかこれがてきめんで、ライブ中にぐるぐる頭のなかをまわって疲れたりもする。今日はそんなことはなかったが
そのなかでなんとなく 分かったこともあった。

それにしても面白い映像たち。

一昨日の「ウム/オム」
図書館の場所が分からなくて 最後の10分しか間に合わなかった・・見たいー 悔しい。
by tetoyarama | 2010-06-05 00:00 | tetra
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