![]() trop#2 ふちがみとふなと もし寒ければストーブを出すつもりでいたのだけど、でもそんなに寒くなかったので ほっこりアイテムとしてホットワインを登場させてみた。 福岡に帰る前に、東京で食堂をやっている人と、ギャラリーやカフェについてとか少し話しをしていて、 仙台の前に寄った大阪のcommon cafeのシステムが面白いなと思ったり なんだか カフェっていいなと 最近考えている。カフェというか、やっぱり場所だな。 なんだか自分のまわりにも、最近場所を作ることを考えている若い子がちらほらいて、 いろんな可能性を考えてみるのであった。 その ちょっとした実験でもある。 テトラでは無理にしても いつかどこかで 何かできないだろうか。 そしてフランスで 食物って大事だなとなんだか実感して帰ってきたのもあるのだろう。まず体から暖まる。 ホットワインは2年ほど前のライブイベントで ロイックが出してた。 そのときは香辛料やハーブ?がたくさん入ったものだったけど、今回はリンゴとかイチジクとかショウガとかです。 はじめて作ったけど、おいしくできたし 結構好評だったので合格点。材料代くらいはまかなえたし。 思えば 小山母考案?じゃがいもお好み焼き(栄養満点!)や、イルコモンズさんのイベントのときのトマトヨーグルトカレー(大好評でした。)など、意外にも料理系は多いような・・・。イベントごとにちょっと考えてみてもいいかもしれない。 ふちがみとふなと ふなとさんのベースに乗るふちがみさんの声。 ふちがみさんは斜め上を向いて 体全体で唄う。ベースとボーカルだけのシンプルな構成で、ふちがみさんの低いけれどよくのびる声が会場にひびく。 ほんとに テトラはよく響くけど、窓も声に反応して途中からびりびりいっていた。 音量が大きいわけではない。空気がゆれている。たぶん。 大好きなTeach your childrenをリクエストしておいた。 ふちがみとふなとは このイベントにtropという名前をつけた時から 出てもらおうと思っていた二人で、 そもそも 出会いは去年の夏の大阪。 その当時フェスティバルゲートという西成にある建物の中にあったライブハウスBRIDGEでの、FBI(Festival Beyond Innocence)というライブイベント。 その私にとって最初で最後のFBI自体、特別なフェスティバルだったのだが、 その1日目で見たふちがみとふなとに、涙し、 終わったあと渕上さんに握手を求めにいったのでした。 この人たちの演奏を、テトラで 生音で 聞きたい。どうせなら冬がいい。そう思っていた。 3月に福岡に来たときは、私はちょうど茨城に居たので 残念ながら何もお手伝いできなかったのですが、 今年の 9月に、突然電話がかかってきた。 「もしもし ふちがみですけど」 tropというのは ドイツ語で、水が落ちる音などの ようするに擬音語です。 ぽた ぽた ぽた 演奏してる人の顔が見える距離 息遣いも聞こえる距離で 声も音として 音は音として聞けるというか 音が見えるような そういうイベントがいいなぁと「trop」とつけのでした。 雨だれを見るような。 お客さんは 子供(1歳未満!)から大人まで。 たまに渕上さんの歌にかわいい女の子のコーラスが入ったり。 会場は櫻木雅美さんの写真展があっていて 櫻木さんの写真と お父さん手作りだとういう額が いい空間をつくってくれていた。 前回のtrop#1の時も、 展覧会をしていた梢夏子さんにライブの話をしたら、偶然にもテニスコーツの大ファンとのことで、参加してもらった。 今回も櫻木さんにこの話をしたら、ちょうど人から紹介されて気になって音源を探していたところだという。縁がある。 最後にふちがみさん 「ふちがみとふなとと櫻木さんでした。」 * * * * * * * "trop #2" 出演:ふちがみとふなと 期日:11月15日(土) 時間:20:00開演 料金:2000円(1ドリンク付き) 場所:art space tetra(福岡市博多区須崎町2-15) hp www.as-tetra.info (PC) 主催:3150 ウッドベースと声の響き ++++++ ふちがみとふなと 渕上純子(ヴォーカル、小物担当)と船戸博史(ウッドベース、コーラス担当)の二人からなるバンド。主に京都を中心に活動。 それぞれ別々にアフリカを旅行中に旅先で出逢った渕上と船戸が、帰国後京都で再会し、1991年、京都の知り合いの酒場で頼まれて歌い始めたのが、そもそもの始まり。ウッドベースと歌のみという編成と、選曲・編曲の面白さが評判になり、あちこちの酒場やパーティでライヴをするようになる。1992年よりオリジナル曲を作成、バンド名も「ふちがみとふなと」としてライヴハウス出演を開始。1997年には自らのレーベル「吉田ハウスレーベル」を設立。 柔らかく芯の強い歌声と、ウッドベースの深い響き。 歌謡曲ともジャズともフォークとも違う、その独特の音楽世界に、誰もがじわじわと心のおくの、そのまたおくを ゆさぶられてしまうでしょう。 今回はマイクもスピーカーも使わず、場所の響きとの競演です。 * * * * * * * 櫻木雅美 写真展 「彼処」 会期…2008年11月11日(火)〜16日(日) 時間…13:00-20:00 ![]() 名も無く、いつの時代からそこにあるのかわからない。 傍らには、つわの花が白い綿毛をつけている。 つぶれた珈琲屋の庭先には、緑が午後の光を浴びている。 窓際のその席で、旅人は何を考えていたのだろう? 今は、静かに眠っている、記憶のにおいのする場所。 過去なのか、未来なのか、存在していたのか、虚像なのか。 ファインダー越しに 遠のいていく世界。 携帯電話の電波塔を、一本の飛行機雲がつらぬき、一羽の鳥と交差する。 そうだ、ここは現実。 私はたしかに ここにいるようだ。 櫻木 雅美(さくらぎ まさみ) 1972年福岡県生まれ 添田町在住
by tetoyarama
| 2008-11-15 23:00
| oyama
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