人気ブログランキング | 話題のタグを見る

てとやらま

9/23-10/5  タイラカ vol.1 - 瀬戸口朗子 個展


タイラカ vol.1 - 瀬戸口朗子 個展

会期…2008年9月23日(火)〜10月5日(日)
時間…平日 16:00~21:00 / 土日祝 13:00~21:00
休日…9月29日(月)
料金…入場無料

クロージングパーティ…10月4日(土)19:00〜
ディレクター…小山冴子
9/23-10/5  タイラカ vol.1 - 瀬戸口朗子 個展_e0143051_2315480.jpg
























タイラカ


このシリーズでは
主に20代の作家を紹介していきます。
自分の今いる場所や立ち位置、表現方法、方向性、何をのこしたいのか。
制作をするということについて真剣に考え、悩み、常にそこから抜け出し、進化していこうとする意思と態度。
そういう態度を持ち続けることは、実はとても難しいことです。

常に変化を続ける彼/彼女らの
その変化の一点を展覧会としてとどめ
記録し、公開することに、本展の目的はあります。
彼らの活動が
点から点へ、線になり、面になり
平らかに広がっていくことを願って。


第一回となる今回は瀬戸口朗子をとりあげます。

画面をいくつもの円で区切り、それぞれの中に別の世界を描き込もうとした初期のscapeシリーズ。その後の、植物の葉が広がるような、画面を奥に奥に重ねる変化。
常に空間の広がりを意識し、別の世界を重ねようとする彼女の作品からは、自分の生まれ育った佐賀県谷所という場所の自然や光に影響をうけつつも、常にそこから抜け出そうとする意思をよみとることができます。
自分の作品について、どういう表現をしていくべきか、何が描きたいのか、常に今の自分の立ち位置を確認しながら、そこから一歩も二歩も踏み出そうとする彼女の作品は、まだまだ変化の途中で不確定な部分もありますが、その変化のスピードと飛躍の仕方は私たちに、この先の作家の展開を期待させずにはいられません。
今回の展示作品には、搬入の前日まで筆を入れていた作品もあります。
常に変化を続ける作家、瀬戸口朗子の今をみつめてください。
                                       
小山冴子 
by tetoyarama | 2008-09-23 02:31 | oyama
<< 10月中旬『ELECTRICA... 9/11-21 札幌から20... >>


art space tetra    とんつーレコード     小山の小さくも山のような日々
by tetoyarama
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31