![]() 会場は大牟田のクラブFujiという、元はクラブというか、キャバレーだったところ。今は・・ほとんどキャバレー的には使われていない。たまに何かしらイベントで使われているようではありましたが。 大牟田はSHOCK CITY OMUTAという、電子卓上音楽団というノイズ演奏家がやっているグループというか、 大牟田からやってやるぞ!みたいなグループがあって、 大牟田でいろんなイベントをおこなっている。 電卓は先日のAGAINSTにも出演してもらっていた。 大牟田といえば、田川と並んで炭坑の町として知られたところで (三池炭坑とかかなり有名ですね。 月が出た出た月が出た あよいよい 三池炭坑の上に出た ってやつです。 もっともこの「三池炭坑」のところは置き換え可能なので、もともと三池でない可能性もあり、 田川の伊田の炭坑のぉ〜っていうヴァージョンもあるらしい、です。 子供のころ、盆踊りで踊っていた炭坑節は「三池炭坑」だった気がします。 あんなに煙突が高いので さぞやお月さん煙たかろ サノヨイヨイ スッチャラッカチャン チャッチャ スッチャラッカチャン♩)、 ゆえに、炭坑が閉まってからの廃れ具合というか、淋しくなり具合がひどい。 でも、大牟田出身のバンドマンってなんだか結構いるなあ、そういえば。 なんか、土地の質のようなものが あるのだろうか。あるんだろうな、やはり。成り上がってやる!とか。意識してなくても。 そういえば、以前小学校のころなので、あまり自分としては実感がないし、たぶん姉の話などからあとからそう思うようになったっていうのもあると思うんだけど、 奄美大島に住んでいたことがあって、その頃は、すごい量の宿題とかを、毎日こなしていた。 (しかもそのころはそれがみんな普通で、かつ、別に苦痛じゃなかった。小学校2年生なので、漢字の書き取りとか、ドリルなんだけど、毎日決まった量、それも結構今考えると小学生にしては結構な量やっていたような気がする。まあ、福岡に帰ってからと比較して、ということですが。) 島の人は、かなり多くの子が、高校から鹿児島に渡って高校にいくし、なんだか、勉強や,スポーツや、なんでもより上達して上に行け!みたいなものが、どこかしらあるのかもしれない。 それを両親は「島国根性」と読んでいた。おや、それって日本全体にも言えることかしら? 私は福岡に帰ってくるときは小学校3年だったし、もともとのほほんとしているので、別に何も感じていなかったけど(奄美の記憶といえば、学校の行き道で男子がハブの卵をつぶして「うえー」っと言っていたとか、当時一緒にピアノをならっていたみなこちゃんを見ては、なんで鼻の頭に汗をかけるのだろうかと不思議に思っていたことぐらいだ。あと、美人な子は毛深い という迷信が自分の中でうまれたのもこのときだった。) 姉なんかは島でスポーツ(剣道とバレーをかけもち、さらに毎日浜辺を走り込み、かつ、夏は泳ぎまくる・・・)と勉強をがっつりやっていて、 福岡に帰ってきたときは まわりのできなさにびっくりした と いつか言っていたような気がする。昔。 まあ、そんなこんなで(いつも話がとびすぎます) とにかく大牟田には、大牟田という自分が生まれ育った場所をベースに、もっと面白い事しよう!という人々がいる。そしてものすごく活発に動いている。しかもやるイベントも、結構ジャンルを横断するというか、企画側はノイズだけどそんなもの関係なく、本当に面白いと思う人は誰でも呼ぶ。 写真はそんな大牟田の夕暮れ。 今回のもこのグループの企画。内橋さんは福岡市文化芸術振興財団がやっている「音を作るワークショップ」の講師になっていて、一昨年、去年と何度か福岡に来る機会があり、(ミュージックシティ天神にもアルタードステイツで来てた)テトラでも何度も演奏をしていただいている。 でもワークショップに参加するのは 私は初めてだった。 集まったのは様々な楽器や道具をもった20人弱。 パーカッション、シンセ、あこぎ、リコーダー、サックス、ピアノ(クラブ富士にはグランドピアノがある)、クラリネット、ボイス、尺八、などなどなど。 ちなみに私がもっていったのは、リコーダー(アルト/ソプラノ)とか、箱とか、ビンでした。 キーボードは重すぎるし、グランドピアノがあると聞いていたので。なにかあったらそこで考えようと思っていた。 全員で円になるようにして並ぶ。 内橋さんの指示で、あなたとあなたとあなた、というふうに指でさされた人が、手が振り下ろされるのを合図に 演奏に入る/前に演奏していた人と切り替わる。そうやってずっとつながっていく。 途中で指で「入って入って」という指示があったり、あの人のやってること真似してみて!という合図があったり (サックスの中村さんをリコーダーで真似しなければならなかった。これはおもしろかった) だんだん難しくなっていって、内橋さんがサイン(「記憶しました!」という身振り)したら、その組み合わせと自分がやっていることを覚えていて、次に再生の合図が(「思い出した!」という身振りで、頭の上で1、2、3と組み合わせの番号を出す)出たらその組み合わせの人がやる(つまり覚えておかなくてはならない)ということもあった。 この組み合わせに入りたいと思ったら 手をあげれば入れるし、面白いアイデアがあったらまた手をあげて入る。 ![]() 常に相手の音とこれからどうするのかを考えながら、考えながらというか、考えることなく考えながら???ですごく面白かったです。 また参加したいなと思った。 ベケベケした音がほしくて、隣の人が飲んで床においてたアルミ缶をバキバキにつぶしてたらどこかから血がでていた。すぐふさがったけど。でも「もう一回やる」という合図が出たとき、手元にあった缶が既にベケベケで少し困った。「やりすぎるときっちゃうんだよねー。俺もよくするよ」 ワークショップのあと、内橋さんのソロを聞いて、軽い打ち上げをしておわり。 内橋さんは今日は適当Tシャツはきていませんでした。この人のこのゆるやかさは何だろう。 このワークショップに出た人たちで、次の日プレアデスでライブをしたそうですが、私はバイトのため断念。 すごく刺激になりました。 内橋さんはまた6月に、コンボピアノで来るとのこと。 ウィーンと日本、その他を行ったり来たりしているので、コンボピアノに参加できるのは福岡公演のみのようです。 「上弦の月WSツアー」 1、大牟田club Fuji〜WS編 2、福岡ライブハウス・プレアデス〜瞬間音奏編 ・大牟田クラブFuji〜WS編 日時 3月20日金曜・祝日 *日時・場所・参加費等の変更はありません。 *このWSの中で、内橋さんに翌日福岡プレアデス・瞬間音奏編用のグループを作っていただきます。 ・福岡ライブハウス・プレアデス〜瞬間音奏編 日時 3月21日土曜 場所 プレアデスhttp://www.fcv.ne.jp/~pleiades/ 開場 18時、出演 20時頃(予定) 参加費 ¥1500/入場料¥1300+1drink SHOCK CITY OMUTA http://sites.google.com/site/shockcityomuta/
by tetoyarama
| 2009-03-20 00:00
| oyama
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